コンパクトSUVとして息の長いヒットモデルとなったエクストレイルは2007年8月にフルモデルチェンジを受けて2代目モデルに進化した。アウトドアスポーツを満喫するためのタフギアをテーマに開発された新型車は、本格オフロードSUVに位置付けられる。初代モデルに比べてボディはやや大きくなったが、デザインは従来のイメージを踏襲した。防水シートやウォッシャブルラゲッジボードの採用で、使いこなす道具としての機能を高めたほか、特徴的な装備であるポップアップステアリングは使いやすいワンタッチ式になった。搭載エンジンは直列4気筒2.0リッターと2.5リッターの2機種に加え、2008年8月からは2.0リッターのディーゼルターボが加わった。トランスミッションはエクストロニックCVTと同-M6、それに6速MTの3タイプが用意される。4WDシステムは進化型となるオールモード4×4-i。4WD中心のバリエーションでヒルディセントコントロールやヒルスタートアシストなどの機能装備も設定する。安全装備はABSや運転席・助手席のSRSエアバッグ、VDC+ブレーキLSDなどが標準。2008年9月には、厳しい排出ガス規制とされるポスト新長期に適合したクリーンディーゼルを追加設定した。コモンレールシステムを採用し、127kW(173ps)/360N・m(36.7kg-m)のパワー&トルクを発生する。10・15モード燃費は15.2km/Lを達成した。2009年4月にはCVTのロックアップ領域を拡大し、ガソリン車の一部を新グリーン税制に適合させた。
2.0リッターエンジンを搭載したモデルは装備の違いによって20Sと20Xがあり、20Xには本革巻きのステアリングホイールやシフトノブなどが装備される。2.0リッター車には4WDと2WDが設定されており、トランスミッションは基本がエクストロニックCVTだが、4WDの20Xでは6速MT車もチョイスできる。2.5リッターエンジンの搭載車は4WD車のみの設定で、25Sと25Xがある。2.0リッター車と同様に、本革巻きステアリングホイールやシフトノブなど、装備や仕様に若干の違いがある。2008年8月からの2.0リッターのコモンレールターボディーゼルは20GTの4WD車のみのシングルグレードで、6速MT車だけの設定となる。