フォレスターはステーションワゴンに由来する低全高のSUVが特徴だったが、2007年12月からの3代目モデルではパッケージングを一新し、高めの全高を持つようになった。これによりゆったりした居住空間が生まれた。基本プラットフォームはレガシィとインプレッサを統合して作られた新開発のもので、SIシャシーを採用する。水平対抗エンジンを搭載し、左右対象のシンメトリカルAWD機構を採用する点などは従来と変わらない。外観デザインは彫刻的な立体造形を採用し、ぜい肉を削ぎ落とした引き締まったデザインとしている。インパネ形状などインテリアデザインの基本造形はインプレッサから流用しているが、色や素材の使い方にフォレスターならではの特徴が表れている。ソフトフラットシートやマルチファンクショナルセンターコンソール、リトラクタブルリヤテーブルなどによって使い勝手を高めたのも特徴だ。搭載エンジンは2.0リッターの自然吸気DOHCとターボ仕様の2機種。自然吸気エンジンはフォレスター専用に新開発されたもので、109kW(148ps)のパワーを発生。ターボ仕様は169kW(230ps)となる。これに5速MTと電子制御4速ATが組み合わされる。ターボ車にはエンジン特性を切り換えるSIドライブも採用。安全装備は全車にVDCが標準。さらに2009年1月にはSRSサイド&カーテンエアバッグを標準装備化するなど安全性を高めた。2009年12月にはターボの4速AT車の排気ガス性能と燃費を向上させ、エコカー減税に適合させた。