プラッツは1999年8月に登場したコンパクトサイズのセダン。ヴィッツやファンカーゴとは姉妹関係にあり、基本性能はほぼ同じだ。ボディ寸法はヴィッツとほぼ同じだが、全長を長くしてトランクルームを設けている。コンパクトサイズながら高めの全高をとることにより、ゆとりのキャビンスペースを確保している。また、自然な姿勢で乗降できるため高めのヒップポイント地上高を設定した。インテリアはツートーンの配色とインパネからドアトリムにかけて流れる造形とし、上質感あるものとした。メーターはインパネ中央に配置した。これによって視線移動を少なくし、各部の操作系の向上や多数の収納スペースなどを実現している。駆動方式はFFと4WDの選択が可能だ。エンジンはいずれもBEAMSで3種類あり、1.5リッター、1.3リッター、1リッターの選択が可能だ。このうち4WD車には1.3リッターエンジンのみが搭載されている。組み合わされるトランスミッションは5速MTまたは4速ATのSuper ECTとなる。安全面では衝突安全ボディGOA、デュアルSRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトなどが備わる。2003年8月には一部改良が施され、助手席に格納式の買い物アシストシートなど、便利な装備が追加された。
プラッツの駆動方式は、FFとフルタイム4WDの2種類だ。FFには1000ccと1500ccの直列4気筒ガソリンが、そして4WDには1300ccの直列4気筒ガソリンが搭載されるというのが基本的なグレード構成で、それぞれに装備内容の異なるパッケージがある。実際の走りは、FFの1000cc車でも必要十分な性能。装備内容の充実度を考えると、このFF1000ccのF・Lパッケージ、あるいはFがベストグレードということになるだろう。エアコンがオートタイプとなるのはFFではX。4WDでもXはオートエアコン付きの充実装備がセールスポイントだ。コストパフォーマンスが重視されるクラスだけに、まさに備えは万全といったところだ。