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で、具体的に新型アストラの良くなったポイントを挙げると、まず、ルックス。新世代を感じさせるシャープなスタイルに変身している。今にも走り出しそうな前傾姿勢のスタンス、切れ味が鋭い造形のフロントビュー、ワイドに張り出したオーバーフェンダーなど、スポーティ感が前面に打ち出されたカタチだ。おまけにボディパネルの隙間が非常に狭く、高級車にも負けない質感が凝縮されている。
オペルというと昔から“マジメなブランド”として広く知られているけれど、新型アストラをはじめとする新世代のオペル車はそこから一歩抜きん出た感じ。どれも大胆で斬新なスタイリングを採用していて、最新モデルには“華”がある。「コクピットは未来的な雰囲気で、スイッチとかをイジくってみても質感の高さが掌に伝わってきた。」とは編集スタッフの弁である。
また、メカニズムにハイテクを満載し、ステアリングやサスペンションなどのシャシー系には、走りのステージに合わせて最適なセッティングに変化する電子デバイスを多用している。中でも注目のCDC(コンティニュアス・ダンピング・コントロール)は、各センサーが検知した情報を元に、ショックアブソーバーの減衰力を4輪独立して変化させるという頭脳的サスペンションだ。たとえば強いブレーキング時にはフロントを硬めにしてノーズダイブを抑えたり、コーナーでは外側のダンパーを強化したりと、車体をフラットに保とうとする制御を1000分の1秒単位で自動的に行うのだ。こんなハイテク装備は、昔のハッチバックでは考えられなかった。
装備の充実ぶりも、もはやコンパクトカーの域を完全に脱している。エアコンやCDチャンジャー付きオーディオ、電動パワステなどが標準装備なのはもちろんのこと、スポーツ性能や快適性を高めるデバイスも盛り込まれている。たとえば“スポーツスイッチ”。これはボタンを押すだけで、前述のCDCを統合した電子制御サスペンション“IDS-Plus”のセッティングがハードなモードになるほか、アクセルレスポンスやパワステの特性、5速ATのシフトプラグラムなどをすべて変更し、スポーティな走りに可能にしてくれる。
快適装備では、センターロックと連動したリモコンキーをはじめ、キーを抜いた後にパッシング操作するとヘッドライトが30秒間点灯して道を照らしてくれるフォローミーホーム機能付きヘッドランプという新機構を採用している。最後にこれは内緒だが、日本では1.8リッターNA(125ps)搭載の“1.8CD”、同じエンジンで装備がさらに充実する“1.8スポーツ”、2リッターターボ(200ps)の“2.0ターボスポーツ”の計3グレードが、もうまもなく発売されるようだ。
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