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ニッサン キューブ 新車 クローズアップ
ニッサン キューブ
(2002年10月8日発表)
ニッサン キューブ クルマ総合カタログ
ニッサン キューブ 新車 見積もり
取材協力: 日産自動車株式会社
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ニッサン キューブ 試乗レポート
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プロフィール  ニッサンのキューブが2代目へとフルモデルチェンジされた。1998年に発売された初代は、“遊ぶ・運ぶ・キューブ”をキャッチコピーに人気を博し、約40万台という販売を記録するとともにスモールカー市場にハイトワゴンという新しいジャンルを創出した。今でこそ、この手のクルマは世代、性別を問わず幅広いユーザー層に受け入れられているが、当初は若者を中心に売れていた。2代目キューブも、メインターゲットは若い世代、具体的には“ポスト団塊ジュニア”に焦点が当てられているという。その世代に支持されるクルマを目指して開発されたキューブの商品コンセプトは、“Magical Box”。コンパクトな外観からは想像できない広い室内空間と充実した収納装備を持ち、自分の道具として自由に使えるハコを表現したその言葉は、初代のコンセプトを色濃く引き継ぐ。自らが創出したジャンル、また激化するコンパクトカー市場のなか最近元気のいいニッサンの、そしてマーチ、フェアレディZに続く人気モデルにキューブはなれるだろうか。


デザイン 新型キューブをひと回り見て、まず「オッ!」と思うのは左右非対称の外観デザイン。グラスエリアを広く取ったボディ左後方と、太いクォーターピラーが目立つ右後方部。これは、運転席からの視界と室内の収納を考えた結果生まれたものであるとともに、キューブの存在を目立たせるシンボリックなデザインともなっている。“カドをまるめたシカク”をテーマとした、直線基調のボディシルエットながら角を丸めたデザインは、力強さを強調しながらもどこか温かみを感じさせる雰囲気も併せ持っている。さらには、ライト類を丸いデザインとすることで、縦と横に真っ直ぐ伸びるボディラインとあいまって、直線と丸というデザインコントラストが明確に現れている。最近の、全体が流れるようなボディデザインとされる傾向のなかにあって、新キューブのデザインはメリハリの効いた新鮮味のあるデザインに映る。このデザインテーマはインテリアにおいても踏襲されており、内外観ともに統一感の高い印象を受ける。

ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
エアブルー
パプリカオレンジ 
スーパーブラック 
ホワイトパール
ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
ダイヤモンドシルバー 
ビーンズ 
ビームグレー 
アイボリーホワイト 


ニッサン キューブ

ユーティリティ キューブの特徴である、背の高いスタイルはパッケージングにおいてメリットがあるとともに、収納面においても様々な恩恵をもたらしてくれる。全長は先代に比べ20mm短くなっているものの、全幅、全高、ホイールベースは拡大されている。なかでも、特筆すべきは最小回転半径で、全車がライバルを大きくしのぎ、軽自動車に匹敵する小回り性を獲得している。また、拡大した全幅、全高は、余裕のある室内空間を生みだし、乗員の快適性向上に資するとともに、多彩な収納を実現することにも貢献している。高い全高が生み出す縦方向の空間の余裕により、助手席エアバッグを装備しながらも、大容量のグローブボックスや助手席マルチボックスを。左右のエアコン吹き出し口上には、インストカップホルダーを装備する。このインストカップホルダーに置いたドリンクはエアコンの噴出し口からの風を直接受けるため、エアコンの温度調節に合わせ、保冷、保温の効果が期待できる。全幅の拡大は、前後席に大型センターアームレストの装備を可能とした。

 ラゲッジルームでは、リアコンビランプをバンパー内に配置することとあわせ、クラストップレベルの開口幅を実現。荷室のホイールハウス間幅1010mmを上回る1122mmの開口部を持つため、大きな荷物の出し入れも楽に行える。さらに、右後方のパネル幅を大きく取ったピラーのおかげで、ラゲッジルーム右側にはルアーやフライフィッシングのロッドも収納可能なサイドロングポケットが装備されている。その他、ラゲッジルームにはバックドア下のフックやサイドフックが多数装備されているので、大小さまざまな荷物を固定したり、袋をかけておくのに便利がいい。また、ラゲッジルームへアクセスするバックドアは、横開き式へと変更になった。これにより、ドアの開閉が軽くなるとともに、狭い場所でもドアの開閉が可能になった。

 収納に関連した装備でひとつ目を引くのは、2WD車にオプション (4WD車は標準) 設定されるタイヤパンク応急修理キット。キット自体は、パンク修理材と電動エアコンプレッサーというものなので、特に目新しいというほどのものではないが、これの収納場所が後席右側の足元となっているところが注目点。従来であれば、パンクの際、スペアタイアをラゲッジルームから出す必要があった。まして、荷物満載状態の旅行中であれば、タイヤ交換がウンザリしてしまうような重労働になる。しかし、タイヤパンク応急修理キットを装備しておけば、タイヤ交換の作業がいらなくなるばかりでなく、キットの取り出しはラゲッジルームの荷物とは関係なくなる。荷物を積んでいることが多いこの手のクルマにとっては、時間も労力も節約できるありがたい装備といえる。さらに、このキットをチョイスすれば、不要となったスペアタイヤの収納部はそのまま新たな収納スペースともなる。荷物スペースを少しでも多く確保しておきたい、またタイヤ交換の煩わしさから逃れたいユーザーは要選択のオプションといえる。

ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
ニッサン キューブ
ニッサン キューブ


ニッサン キューブ

メカニズム キューブに搭載されるエンジンは、既にマーチに搭載されているものと同じ1.4リッターエンジンが全車に搭載される。このエンジンは、1.4リッターで1.5リッター並みの動力性能と、1.3リッター並みの低燃費を実現したいいとこ取りエンジン。環境性能についても、“超-低排出ガス車”の認定を取得している。さらに、2WD車は2010年燃費基準にも適合し、グリーン税制の対象になっている。
 このエンジンに組み合わされるミッションは、4ATとCVTの2種類。全車に設定される4ATは従来からのものだが、CVTは新開発のマニュアルモード付6段変速。エクストロニックCVTと呼ばれるそれは、CVTならではの変速ショックのない滑らかな走りとともに、ステアリングに配されたシフトスイッチによりマニュアル感覚のシフトを行うこともできる。このCVTには、マニュアルモード、スポーツモードが設定されており、ドライバーの意図に応じた走行が可能となっている。

 4WDシステムは、これもひとあし早くマーチに搭載された“e・4WDシステム”と呼ばれるもの。この4WDは、通常はFFで走行しているが、必要に応じてモーターによって後輪を駆動して4WD走行を行う。後輪の駆動は、車体後部に搭載されたモーターによって行うため、プロペラシャフトやトランスファーが不要になる。従って、スペース的にも重量的にも有利になり、結果として軽量化や燃費の向上に貢献している。  冒頭でも述べた通り、新型キューブは現代の若者をターゲットとしている。彼らは、友達を大切に思う反面、友達とは少しだけ違っていたいという願望もある。また、クルマという存在が、ひと昔前の若者にとっての憧れの的から、フツーにある道具のひとつという位置付けに変わってきている。キューブはそんな若者達に、便利なハコとして広い室内空間と多彩な収納を。また、個性を主張するための手段として、8色のボディカラーと3色のインテリアカラーからなる、自由にチョイスできる24通りの組み合わせを用意した。ニッサンがキューブに乗せて送ったメッセージが若い世代に受け入れられるか、また世代を超えて広がりを見せていくのか注目していただきたい。

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