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プレスリリースPress Release

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カービュー マーケットウォッチ(2006年7月)

2006年7月4日

 自動車総合サイト「carview.co.jp」を運営する株式会社カービュー(本社:東京都中央区、代表取締役:松本 基)は、社団法人 日本自動車販売協会連合会が公表する「月間登録台数ランキング」をもとに、日本国内における自動車マーケットの動きを独自分析する。

国産乗用車市場全体は11カ月連続で前年割れ
5月順位 4月順位 動向 モデル名 メーカー名 台数
1(2)カローラトヨタ9,811
2(1)ヴィッツトヨタ8,220
3(4)フィットホンダ7,138
4(12)ウィッシュトヨタ6,268
5(9)ラクティストヨタ5,638
6(5)クラウントヨタ5,434
7(7)パッソトヨタ5,429
8(3)エスティマトヨタ5,375
9(14)ティーダ日産5,249
10(17)ノート日産4,926
11(10)アルファードトヨタ4,633
12(15)デミオマツダ4,366
13(13)ヴォクシートヨタ4,237
14(6)ステップワゴンホンダ4,202
15(8)bBトヨタ4,055
16(20)ノアトヨタ3,967
17(16)セレナ日産3,873
18(11)スイフトスズキ3,810
19レガシィ富士重工3,690
20(23)キューブ日産3,494

※社団法人 日本自動車販売協会連合会調べ
※輸入車および軽自動車を除く

カービュー編集部の独自分析: ■3列シートミニバンが不振、今後デビュー予定のニューモデルに期待!

 日本自動車販売協会連合会(自販連)や全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した5月の販売台数データからマーケット概況をチェックしてみよう。

 3/5ナンバーの国産乗用車合計は19万4210台(日本メーカーブランドに限る)で、前年同月比は89.4%。これで11カ月連続のマイナスで、1〜5月計の前年同期比も94.8%まで落ち込んでいる。その一方、軽自動車は好調で、商用車を含めた全体では14万7425台で前年同月比100.7%。こちらは5カ月連続のプラスだ(前年同期比は103.8%)。ただ昨年、初めて軽自動車シェアが30%を超え、上り調子だったダイハツが前年を下回るなど、やや勢いにかげりが見えるのも事実。景気は回復基調ともいわれているが、こと自動車販売に関しては、依然として厳しい状況に変化はない。

 各メーカーごとの3/5ナンバー乗用車合計では三菱とダイハツ以外、すべて前年同月比がマイナス。特に日産とホンダはそれぞれ77.1%、78.6%で、2ケタの大幅なマイナスとなった。日産で前年を上回ったのはウイングロード、セレナ、ブルーバードシルフィの3車種だが、いずれも発売1年以内の「新車効果」の恩恵といわれるモデルばかり。そのセレナも昨年5月31日発売で、翌6月は9056台とジャンプアップ。それだけに今月(6月)は前年割れ必至だろう。ホンダは、主力のオデッセイ、ステップワゴンが前年同月比81.8%、70.2%と低迷。7月にはストリームがフルモデルチェンジする予定だが、それまでは苦戦が続きそうだ。

 5月の国産乗用車ランキングを見ると、3列シートミニバンの不振が目につく。ベスト10に入ったのは今年1月にモデルチェンジしたエスティマだけで、ランキングは前月3位から8位にダウン。前月6位だったステップワゴンは14位、10位だったアルファードが11位と軒並みランクダウンしているのだ。ちなみに昨年5月は、ベスト10にアルファード(6位)、ステップワゴン(8位)、ウィッシュ(9位)、アイシス(10位)と4車種がランクイン。各メーカーともコンパクトカーに並ぶ売れ筋車種となった3列シートミニバンだけに、今後の動向から目が離せそうにない。

■ココも気になる! その1680万円超のレクサスGS450hが月間販売目標をクリア

 昨年8月にオープンした国内初の高級車専門ディーラー、レクサス。143店舗のネットワークと約2000人の専任スタッフで年内販売台数2万台を目標に掲げていたが、現実は1万293台にとどまるなど、苦戦が続いている。レクサスのラインナップはミディアムセダンのIS、グランドセダンのGS、電動式ハードトップをもつスペシャリティカーSCの3シリーズで、各車の月間販売目標はISが1800台、GSが1100台、SCが100台。さらに今年3月に投入されたFR初のハイブリッドモデル、GS450hは150台となっている。

 今年の実績を見ると、ISが月平均約957台で、以下GS約720台、SC約154台、GS450h約148台。価格が390万〜525万円で一番売れ筋になると思われたISが目標比53.1%と大苦戦しているなか、ともに680万円超のSCとGS450hがほぼ目標通りと、健闘しているのが特徴だ。この現象は、たとえばSCではV8エンジンと電動式ハードトップ、GS450hはFR初のハイブリッドモデルという、価格に見合ったわかりやすい高付加価値があるからだろう。こうなると、今秋デビューする予定のレクサスのフラッグシップ、LSは期待できそうだ。17年ぶりに一新される380馬力の4.6リッターV8エンジンや定員4人のロングホイールベースモデルの設定、さらには全輪駆動のハイブリッドシステムなど、次世代プレミアムサルーンとしての話題性は十分。9月にも発売と噂される、今後のレクサスLS情報に要注目だ。

■ココも気になる! その2前年比116.2%と好調だったBMWが今年初めての前年割れ

 プレミアムSUVのX5、X3、コンパクトFRの1シリーズなど、年々ラインナップを拡充し、いずれも好調に売れているBMW。昨年は年間4万4980台で前年比116.2%と好調だった日本国内はもちろん、全世界で112万6768台販売と過去最高を記録(前年比110.1%)した。今年に入っても日本では4カ月連続で前年を上回るなど好調をキープしていたが、5月は3607台で、前年同月比98%にとどまった。これは昨年モデルチェンジした3シリーズが発売直後で好調に売れていたことの反動と思われるが、国産車では新しいということで注目を集める「新車効果」はせいぜい1年ぐらいのものであることを考えると健闘したという見方も。4月にZ4をマイナーチェンジし、5月には320iツーリングを追加するなど、しっかり手を打っているBMWとはいえ、今後の売れ行きは要チェックといえそうだ。

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