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プレスリリースPress Release

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カービュー マーケットウォッチ(2006年6月)

2006年6月6日

 自動車総合サイト「carview.co.jp」を運営する株式会社カービュー(本社:東京都中央区、代表取締役:松本 基)は、社団法人 日本自動車販売協会連合会が公表する「月間登録台数ランキング」をもとに、日本国内における自動車マーケットの動きを独自分析する。

5つのボディタイプでトヨタ車がトップを連取
今月 先月 ハッチバック 18年4月 18年3月 前年比
1 2 トヨタヴィッツ 9,550 14,063 67.9%
2 1 ホンダフィット 7,002 15,541 45.1%
3 6 トヨタパッソ 4,914 11,013 44.6%
4 4 トヨタbB 4,875 12,617 38.6%
5 3 トヨタラクティス 4,819 12,994 37.1%

 

今月 先月 セダン 18年4月 18年3月 前年比
1 1 トヨタクラウン(※1) 5,233 9,551 54.8%
2 2 トヨタカローラ 4,461 7,680 58.1%
3 4 トヨタマークX 2,923 7,186 40.7%
4 10 トヨタプリウス 2,900 2,873 100.9%
5 3 トヨタベルタ 2,332 7,616 30.6%

 

今月 先月 ステーションワゴン 18年4月 18年3月 前年比
1 1 トヨタカローラフィールダー 3,905 7,736 50.5%
2 4 ホンダエアウェイブ 2,565 4,751 54.0%
3 2 日産ウイングロード 2,018 6,688 30.2%
4 3 スバルレガシィツーリングワゴン 1,145 4,839 23.7%
5 6 トヨタカルディナ 777 1,721 45.1%

 

今月 先月 ミニバン・1BOX 18年4月 18年3月 前年比
1 1 トヨタエスティマ(ハイブリッド含む) 9,265 16,663 55.6%
2 2 ホンダステップワゴン 4,943 13,075 37.8%
3 5 トヨタアルファード(ハイブリッド含む) 4,754 9,796 48.5%
4 3 トヨタウィッシュ 4,548 12,289 37.0%
5 6 トヨタヴォクシー 3,796 9,732 39.0%

 

今月 先月 クロカン・SUV 18年4月 18年3月 前年比
1 3 トヨタラッシュ 2,231 3,899 57.2%
2 1 トヨタハリアー(ハイブリッド含む) 2,209 4,612 47.9%
3 5 トヨタRAV4 1,227 3,636 33.7%
4 2 三菱アウトランダー 1,122 4,354 25.8%
5 4 日産エクストレイル 1,093 3,755 29.1%

 

今月 先月 クーペ・オープン 18年4月 18年3月 前年比
1 1 マツダRX-8 324 762 42.5%
2 3 日産フェアレディZ 298 673 44.3%
3 2 マツダロードスター 272 678 40.1%
4 8 トヨタセリカ 219 180 121.7%
5 4 ホンダインテグラ 211 371 56.9%

 

今月 先月 軽自動車(商用車除く) 18年4月 18年3月 前年比
1 1 スズキワゴンR 17,379 29,098 59.7%
2 2 ダイハツムーヴ 9,615 18,199 52.8%
3 6 ダイハツタント 8,870 11,448 77.5%
4 3 ホンダライフ 8,297 15,959 52.0%
5 5 ダイハツミラ(アヴィ、ジーノ含む) 6,987 11,836 59.0%

※社団法人 日本自動車販売協会連合会調べ
※輸入車および軽自動車を除く

カービュー編集部の独自分析: ●最新のボディタイプ別、売れ行きをチェック!5つのボディタイプでトヨタ車がトップを連取

 今回は4月の販売実績データをもとに、ボディタイプ別の売れ筋モデルをチェックしてみる(販売台数は日本自動車販売協会連合会が発表した登録台数をベースに、軽自動車とトヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが数種類販売されているクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 ボディ分類は、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープンの6タイプ。軽自動車はボディサイズが規定されていることもあり、1つのクラスとし、それぞれベスト5までランキングを付けた。

 やはり目につくのは、トヨタの強さ。販売する車種をもっていない軽自動車とクーペ・オープン以外の5タイプのカテゴリーでトップに奪取。特に軽自動車を除けば月間販売台数の6割以上を占めるハッチバックと3列シートミニバンでは、1位以外にも3車種がランクイン。市場全体を幅広くカバーするだけではなく、売れるところは手厚くフォローするトヨタの堅実な戦略が成果を上げているわけだが、これこそが国内ナンバー1メーカーの底力といったところだろう。それでは、各ボディタイプ別に売れ筋ベスト5を紹介していこう。

(1)ハッチバック:隠れたロングセラー、スズキスイフトにも注目!

 前月、今年初めてトップに立ったトヨタ ヴィッツが逆転。昨年2月にモデルチェンジしたヴィッツは昨年1年間に13万1935台が販売され、年間ランキング2位と好調だったが、今年2月からは前年を下回り、4月時点の前年同期比は78.6%。それでも月平均で見れば月間販売目標1万台をクリアしているのはさすがといったところ。注目は4月のランキングで6位にジャンプアップしたスイフト。モデルチェンジは平成16年10月で、2年目の今年も前年同期比112.3%と快調な売れ行きだ。

(2)セダン:トヨタ車がランキング6位まで独占!

 もはや、セダンクラスはトヨタの独擅場。前月5位につけた日産 ブルーバードシルフィが7位に後退し、4月は6位(プレミオ)までトヨタ車が占めた(プリウスは新種のセダンという開発コンセプトなので、このクラスで集計)。セダンクラス全体では3万7675台と4月の日本メーカーブランドによる乗用車シェアは20.3%だが、そのうちトヨタ車はレクサスを除いても2万4691台と実に65.5%のシェアを確保。4月に1000台以上売れたセダンはトヨタ車以外では日産のブルーバードシルフィ、ティーダラティオ、ホンダ シビックの3車種だけ。

(3)ステーションワゴン:カローラフィールダーはトヨタ販売力の象徴?

 このクラスは、トヨタ カローラフィールダー、日産 ウイングロード、ホンダ エアウェイブの3強の争い。とはいえ、デビュー7年目のカローラフィールダー以外は昨年発売された新型車種で、カローラフィールダーの話題といえば、昨年12月に投入された、カローラ誕生40周年記念特別仕様車ぐらい。モデルが少々古かろうと、とにかく売ってしまうトヨタの強力な販売力の象徴ともいえそうだ。

(4)3列シートミニバン・1BOX:メーカーの勢いの差が顕著に表れたクラス

 相変わらず驚異的な売れ行きをみせているトヨタ エスティマ。1月のモデルチェンジ以降、月平均1万台となり、月間販売目標は7000台だから目標比143%と絶好調だ。前月4位の日産 セレナは6位に後退。ベスト10で見ると、トヨタ7車、日産1車、ホンダ2車、マツダ1車で、各メーカーの軽自動車を除く乗用車(3ナンバー車/5ナンバー車)合計の前年同期比はトヨタ100.8%、日産80.2%、ホンダ98.6%、マツダ90.9%。各メーカーの今の勢いを感じさせる結果となっている。

(5)クロカン・SUV:1月デビューのトヨタ ラッシュが初のトップ!

 ベスト5の顔ぶれに変化はないが、1月にデビューしたトヨタ ラッシュが初めて月間トップに立った。1500ccクラスのSUVとなるラッシュは価格がお手頃とはいえ、1月1157台、2月2767台、3月3899台、4月2231台と堅調な売れ行きなのが特徴だ。このクラスの活性剤となっていた三菱 アウトランダーは1122台と月販目標2000台を初めて下回った。新しさで注目を集める「新車効果」が薄れてくれるこれからが本当の勝負だ。

(6)クーペ・オープン:日産 フェアレディZがトップをうかがう情勢に

 4月に発表されたトヨタ セリカに続き、ホンダ インテグラの生産打ち切りが公表され、明るい話題のないクラスだが、3カ月連続で続いていたRX-8、ロードスターのマツダ車トップ2独占状態が日産 フェアレディZによって崩された。フェアレディZは前年同期比でいれば89.3%と「人気急上昇」というわけではないが、総じて低調な日産にとっては、一つの期待の星だ。このZの頑張りを意識したわけではないだろうが、特別仕様車を投入するなど着実に手を打っているRX-8とのバトルに今後も要注目だ。

(7)軽自動車:ダイハツがじわじわとトップ、スズキに迫る

 4カ月連続で全体の前年同月比がプラスとなっている軽自動車では、特に乗用車タイプが前年同月比7.8%アップと好調。4カ月連続して前年を下回っている商用タイプ(バンやトラックなど)の落ち込み分をカバーしている。スズキ ワゴンRは28カ月連続トップと圧倒的な強さを誇っているが、2位メーカーのダイハツはムーヴ、タント、ミラの3車連合で対抗。昨年は年間で2万9826台差まで迫っただけに、まだまだガチンコ勝負は続きそうだ。

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