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プレスリリースPress Release

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カービュー マーケットウォッチ(2009年4月度)

2009年4月17日

 自動車総合サイト「carview.co.jp」を運営する株式会社カービュー(本社:東京都中央区、代表取締役:松本 基)は、社団法人 日本自動車販売協会連合会が公表する「月間登録台数ランキング」をもとに、日本国内における自動車マーケットの動きを独自分析する。

最量販期の3月も厳しい状況に変化なし!
09年3月順位09年2月順位動向モデル名メーカー名台数
1(1)フィットホンダ15,997
2(3)ヴィッツトヨタ12,854
3(2)パッソトヨタ12,134
4(4)カローラトヨタ12,090
5(5)セレナ日産8,751
6(8)フリードホンダ7,948
7(13)スイフトスズキ7,413
8(6)ノート日産7,368
9(11)ティーダ日産7,115
10(9)キューブ日産7,046
11(7)ヴォクシートヨタ6,626
12(14)デミオマツダ6,251
13(12)プリウストヨタ5,997
14(15)ラクティストヨタ5,742
15(17)ノアトヨタ4,941
16(18)クラウントヨタ4,889
17(20)マーチ日産4,712
18(24)ステップワゴンホンダ4,618
19(16)エスティマトヨタ4,615
20(21)ヴェルファイアトヨタ4,113

※社団法人 日本自動車販売協会連合会調べ
※輸入車および軽自動車を除く

カービュー編集部の独自分析: 最量販期の3月も厳しい状況に変化なし! 国産乗用車、軽乗用車、輸入車とも31.3%、11.0%、27.6%減に

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した3月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車を含めた3/5ナンバー乗用車(軽自動車除く)全体は28万6311台で、前年同月比69.1%と8カ月連続のマイナスとなった。下落率が2ケタ超になったのも6カ月連続で、ナンバー別では3ナンバーが11万6190台で前年同月比62.0%、5ナンバーは17万121台で74.9%と、いずれも8カ月連続の減少。またバンやトラックなどの貨物車やバスを含めた登録車全体の2008年度(08年4月〜09年3月)合計は前年度比15.7%減の289万1901台にとどまり、1971年以来37年ぶりの300万台割れになった。

 輸入車と軽自動車を除く国産乗用車は26万4441台(日産デュアリスの輸入分22台含む)で前年同月比は68.7%。メーカーごとの合計も全メーカーが前年割れで、それもすべて2ケタ台の大幅なマイナスだ。ただ3月末から土日の高速道路通行料の大幅値下げが始まり、4月からのエコカー減税、さらに新車購入補助金などの支援策が具体化しはじめたこともあり、今後の盛り返しが期待される。

 国産乗用車の月間ランキングでは「ホンダ フィット」が4カ月連続トップ。2〜4位は「ヴィッツ」、「パッソ」(「セッテ」含む)、カローラ(「アクシオ」、「フィールダー」、「ルミオン」の合計)のトヨタ勢で、上位4位まで4カ月連続で同じ顔ぶれだ。とはいえ、「セレナ」、「ノート」、「ティーダ」、「キューブ」の日産勢が5、8、9、10位にランクインしたのは見逃せないポイントだろう。

 軽自動車は乗用車部門が17万7094台で前年同月比89%と4カ月連続のマイナス、商用車を含む全体も22万3035台、86.2%と5カ月連続で前年を下回ったが、2008年度合計では2年連続の前年割れながら、180万8883台、前年度比4.4%減と下落率は1ケタ台にとどまった。

 また輸入車(乗用車のみ)は日本メーカー製を含む全体では2万1892台、前年同月比71.2%。海外メーカー製のみでも2万655台、73.1%と11カ月連続のマイナス。2008年度合計では18万4399台、前年度比29.6%減で、貨物車を含めても16年ぶりに20万台を下回った。

ココも気になる! その1 エコカーの優遇税制がクルマ購入の追い風になるか?

 最需要期である3月もクルマ販売の下落傾向に歯止めがかからなかったが、4月1日から従来のグリーン税制に加え、環境対応車普及促進税制がスタート。これらの税制優遇により来年3月31日まで、一定以上の「排気性能」と「燃費基準」を満たしたクルマであれば、自動車税、自動車重量税、自動車取得税が減税の対象となった。

 いわゆるエコカー減税と呼ばれるものだが、対象車種は話題のハイブリッドカーだけではない。平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)適合車で、かつ平成22年度燃費基準+25%、+20%もしくは+15%達成車であれば、減税率に違いはあるものの優遇税制の対象になるのだ。例えば、ハイブリッドカー(排ガス規制−75%+燃費基準+25%)は自動車税が50%減税、重量税&取得税は免税(つまりゼロ)だが、排ガス規制−75%+燃費基準+25%を満たした乗用車であれば、自動車税50%減税、重量税&取得税75%が減税され、排ガス規制−75%+燃費基準+20%もしくは+15%達成車も自動車税25%減税、重量税&取得税は50%減税される。具体的には、ハイブリッドカーの「ホンダ インサイト」Gグレードは自動車税の50%減税(金額は登録月により異なるが年間で1万7250円お得)に加え、重量税5万6700円、取得税8万1000円がゼロになるため、トータルで15万4950円のお得。このほか「トヨタ ヴィッツ」1.3Fでも約7万2000円、「日産 セレナ」ハイウェイスターVセレクションも約15万8000円(ともにオプションの有無などにより金額が異なることもある)が減税となるわけだ。

 詳しくは各メーカーのWEBサイトを参照してほしいが、日産のようにエンジンおよびCVTの制御変更などでいち早く優遇税制に適合させた車種もあるので、要チェックだ。

ココも気になる! その2 9年連続輸入車ブランドNo.1のVWが新型ゴルフで復調を期す

 2008年の年間合計で前年比12%減の4万5522台ながら、9年連続輸入車ブランドNo.1となったVW(フォルクスワーゲン)。車名別でも「ゴルフ」シリーズが2万3280台で6年連続のトップとなった。昨年はニューモデルこそ「ティグアン」、「パサートCC」だけだったが、直噴ターボのTSIエンジンとDSG(ダイレクトシフトギアボックス)搭載モデルの拡充と低燃費バージョンの追加で、着実な売れ行きを確保した。

 ただ輸入車市場全体で2008年度合計29.6%マイナスと非常に厳しい状況だけに、VWも1〜3月の累計で前年同期比67.4%の1万56台まで落ち込んでいる。そんななか、主力モデルのゴルフがモデルチェンジし、4月14日より発売された。プラットフォーム(基本骨格)は前モデルからのキャリーオーバーながら、徹底したブラッシュアップにより、ゴルフ史上最高のモデルと謳われる。とりあえずは、122馬力仕様のTSIコンフォートラインと160馬力仕様のTSIハイラインの2グレード展開だが、今年の1〜3月でも5691台(前年同期比76.9%)で車名別販売台数トップとなったゴルフだけに、その売れ行きに期待がかかる。

 また1〜3月の車名別ランキングは、トップのゴルフのほか、2位「BMW 3シリーズ」3141台、3位「メルセデス・ベンツ Cクラス」3100台、4位「BMW ミニ」2576台、5位「VW ポロ」1921台、6位「アウディ A4」1352台、7位「BMW 1シリーズ」1228台、8位「メルセデス・ベンツ Eクラス」1070台、9位「メルセデス・ベンツ Bクラス」1069台、10位「アウディ A3」999台がトップ10で、VWではティグアンも696台で13位にランクアップ。VWの今後の動向にも注目していきたい。

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