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プレスリリースPress Release

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カービュー マーケットウォッチ(2008年7月度)

2008年7月31日

 自動車総合サイト「carview.co.jp」を運営する株式会社カービュー(本社:東京都中央区、代表取締役:松本 基)は、社団法人 日本自動車販売協会連合会が公表する「月間登録台数ランキング」をもとに、日本国内における自動車マーケットの動きを独自分析する。

国産乗用車は2カ月連続の前年割れだが、マイナス幅は減少
7月順位 6月順位 動向 モデル名 メーカー名 台数
1 (1) フィット ホンダ 14,702
2 (2) カローラ トヨタ 12,930
3 (3) ヴィッツ トヨタ 9,854
4 (4) クラウン トヨタ 8,426
5 (9) セレナ 日産 6,715
6 (5) パッソ トヨタ 6,707
7 (6) プリウス トヨタ 6,231
8 (11) スイフト スズキ 5,510
9 (10) ティーダ 日産 5,426
10 フリード ホンダ 5,331
11 (7) デミオ マツダ 5,262
12 (8) ヴォクシー トヨタ 5,186
13 (16) アルファード トヨタ 4,983
14 (13) ノート 日産 4,974
15 (14) エスティマ トヨタ 4,880
16 (24) マーチ 日産 4,855
17 (19) ヴェルファイア トヨタ 4,855
18 ティアナ 日産 4,662
19 (12) ノア トヨタ 4,602
20 (18) ステップワゴン ホンダ 4,071

※社団法人 日本自動車販売協会連合会調べ
※輸入車および軽自動車を除く

カービュー編集部の独自分析: ■国産乗用車は2カ月連続の前年割れだが、マイナス幅は減少 軽自動車は15カ月連続のマイナス、輸入車は2カ月連続で大幅減!

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した6月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車を含めた3/5ナンバー乗用車(軽自動車は除く)全体では24万2790台で、前年同月比98.2%と2カ月連続のマイナスとなった。これは海外メーカー製輸入車が2万580台で前年同月比84.7%と2カ月連続で2ケタの大幅減となったことが主因で、国産乗用車(日産デュアリスの輸入分86台含む)全体では22万1647台で前年同月比99.8%。前月のマイナス幅が2.7%だったことを考えれば、若干ではあるが下げ止まり感が出てきたといえそうだ。

 ナンバー別では3ナンバーの普通乗用車が11万808台、前年同月比104.2%で12カ月連続のプラスと好調をキープしているが、5ナンバーの小型乗用車は13万1982台、前年同月比93.7%と前月の90.3%より復調気配とはいえ、2カ月連続のマイナスだ。

 国産乗用車の月間ランキングでは1、2位は「ホンダ フィット」、「トヨタ カローラ」で8カ月連続で変動なし。3、4位の「トヨタ ヴィッツ」と「クラウン」も前月と同順位だが、「日産 セレナ」が前月9位から5位に順位を上げた。また「スズキ スイフト」が前月11位から8位に、5月に発売された「ホンダ フリード」が10位にランクインしてきた。メーカーごとの合計ではトヨタ、ホンダ、スズキが前年同月比103.5%、104.5%、108.1%と好調なものの、日産、マツダ、スバル、三菱、ダイハツが前年割れ。6月デビューの「スバル エクシーガ」、7月発売の「マツダ ビアンテ」などニューモデルの伸長に期待したい。

 商用車を含む軽自動車は全体で16万5729台、前年同月比97.2%と15カ月連続のマイナス。ダイハツ、スズキ、マツダは前年を上回ったが、ホンダが1万9372台で前年同月比78.9%と大きく落ち込み、1〜6月の前年同期比ではホンダ、日産、三菱、スバルが2ケタのマイナスになっている。

 また輸入乗用車は日本メーカー製(デュアリス分含む)輸入車を含めても2万1229台で前年同月比73.5%。前年同期比も89.2%と2ケタのマイナスになってしまった。海外メーカーブランド別乗用車ランキングでトップとなったBMWでさえ、4282台で前年同月比77%と厳しい状況だ。

■ココも気になる! その1 フィットに続いて、フリードのヒットでホンダ大躍進なるか?

 国産乗用車部門では3年連続で前年を下回り、海外市場での好調な売れ行きに比べ、国内市場で苦戦を続けてきたホンダ。それが昨年10月26日に「フィット」をモデルチェンジして以来、7カ月連続でホンダ車の販売が3/5ナンバー乗用車全体の前年同月比に対しプラスとなり、今年1月から6月までの前年同期比では111.8%と群を抜く伸び率となっている。

 その原動力であるフィットは、2001年にデビューした初代モデルも7年連続で年間10万台超というロングセラーを記録したが、新型フィットはそれを上回る好調さとなっている。昨年11月から月間販売目標1万2000台を一度も下回ることなく、月平均約1万6900台と大ヒット中だ。今年の累計ではすでに2位「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ルミオンの計)」に1万7751台の差をつけているだけに、今年の販売台数ナンバーワンの最有力候補といえるだろう。

 そんなホンダがさらにラインナップを強化。それがモビリオ(モビリオスパイク)の後継モデルとしてデビューした「フリード」。全高を1715mm(FF)と高く設定し、全長4215mm、全幅1695mmのコンパクトカーサイズで余裕の3列シートスペースを実現した。売れ行きも5月が1770台(5月30日発売)、6月が5331台と月間販売目標4000台をクリア。7月2日現在、約2万台の受注を集め、今後も期待できそうだ。またモビリオでは2列シート仕様のスパイクのほうがよく売れていたが、フリードでは3列シート仕様が5861台、2列シート仕様が1240台と、3列シート仕様が人気。それも受注ベースでは、7人乗りが59%を占めているという売れ行きの違いは、見逃せないポイントだ。

■ココも気になる! その2 今年上半期の輸入車モデル別ランキングをチェック!

 輸入車の販売データを集計している日本自動車輸入組合(JAIA)では、通常はメーカーブランド別のデータしか公表しないが、3カ月ごとに車名別の速報データを発表する。そこで今回は海外メーカー製乗用車の今年上半期ベスト10をチェックすることにしよう。

 1位は「VW(フォルクスワーゲン)ゴルフ」で1万2258台(前年同期比101.6%/前年順位2位)、以下、2位「BMW 3シリーズ」9394台(同76.8%/同1位)、3位「メルセデス・ベンツ Cクラス」7573台(同220.9%/同8位)、4位「BMW MINI」6982台(同100.3%/同3位)、5位「VW ポロ」6047台(同98%/同4位)、6位「BMW 1シリーズ」3645台(同101.9%/同6位)、7位「メルセデス・ベンツ Bクラス」2975台(同85.7%/同7位)、8位「アウディ A4シリーズ」2710台(同101.9%/同13位)、9位「メルセデス・ベンツ Eクラス」2637台(同56.2%/同5位)、10位「BMW 5シリーズ」2407台(同83.3%/同10位)となった。

 VWゴルフは2004年5月に日本デビューと決して新しいモデルではないが、TSIエンジン+DSG(ダイレクトシフトギアボックス)搭載モデルを順次投入するなど、着実な新型モデル投入のおかげで前年の販売台数をクリア。BMW3シリーズはデビュー3年目ながら好調に売れた昨年の反動で前年比は苦戦しているが、昨年6月にセダンがモデルチェンジし、今年4月にワゴンも追加されたメルセデス・ベンツCクラスの追撃を抑えて、2位を堅持した。ただCクラスも伸び率でいえば、220.9%とダントツのトップだ。

 また輸入車はデリバリーに時間がかかり、ニューモデル発売後の売れ行きが穏やかとなる傾向にあるが、今年3月に発売されたアウディA4が、昨年の13位から8位にランクアップしているのも注目される。いずれにしてもベスト10はすべてドイツ系モデル(昨年は9位に「ボルボ V70シリーズ」が入っていたが)。この傾向だけはいまだ不変のようだ。

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