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プレスリリースPress Release

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カービュー マーケットウォッチ(2007年2月度)

2007年2月27日

 自動車総合サイト「carview.co.jp」を運営する株式会社カービュー(本社:東京都中央区、代表取締役:松本 基)は、社団法人 日本自動車販売協会連合会が公表する「月間登録台数ランキング」をもとに、日本国内における自動車マーケットの動きを独自分析する。

3/5ナンバー国産乗用車は2007年もマイナススタート
2007年1月
順位
2006年12月
順位
動向 モデル名 メーカー名 台数
1 (1) カローラ トヨタ 11,634
2 (4) ヴィッツ トヨタ 8,040
3 (7) セレナ 日産 5,950
4 (10) パッソ トヨタ 5,745
5 (5) エスティマ トヨタ 5,528
6 (2) フィット ホンダ 5,360
7 (18) ノート 日産 4,920
8 (9) クラウン トヨタ 4,585
9 (24) デミオ マツダ 4,571
10 (11) ウィッシュ トヨタ 4,411
11 (17) ティーダ 日産 4,244
12 (19) ヴォクシー トヨタ 4,146
13 (16) アルファード トヨタ 4,054
14 (6) プリウス トヨタ 3,985
15 ブレイド トヨタ 3,759
16 (15) ラクティス トヨタ 3,743
17 (12) オーリス トヨタ 3,619
18 (27) キューブ 日産 3,532
19 (8) ストリーム ホンダ 3,500
20 (14) スイフト スズキ 3,353

※社団法人 日本自動車販売協会連合会調べ
※輸入車および軽自動車を除く

カービュー編集部の独自分析: ■3/5ナンバー国産乗用車は2007年もマイナススタート軽自動車は前年比102.4%と相変わらず絶好調!

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した1月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず軽自動車を除く、3/5ナンバー乗用車は20万953台で前年比89.9%。これで19カ月連続のマイナスと、なかなか明るい兆しが見えてこない状況だ。特に3ナンバーの普通乗用車は前年比3.8%プラスと4カ月連続で前年を上回ったが、5ナンバーの小型乗用車は18.2%マイナスと12カ月連続の前年割れ。軽乗用車が1月も前年比105.5%と好調だっただけに、やはりコンパクトカーがメインの5ナンバー小型車市場は軽自動車に食われているということなのだろう。

 輸入車を除く日本メーカーブランド国産乗用車は18万7390台で前年比89.8%。それだけにスズキ以外はメーカー合計が前年を下回っているが、特に日産と三菱は76.5%、61.6%と大幅なマイナスとなってしまった。三菱は昨年好調に売れた「アウトランダー」がデビュー2年目に入り苦戦しているのが大きな原因だが、昨年10月に発売した「パジェロ」も10月1052台、11月1368台と出足好調だったものの、12月は784台とほぼ月間販売目標700台レベルとなり、1月は569台と目標割れ。1月30日に5代目にモデルチェンジした「デリカD:5」の売れ行きが大いに注目される。一方の日産は昨年末にエンジンを改良し、燃費を向上させた「キューブ」、「ノート」、「ティーダ」もそれぞれ前年比75.1%、91.0%、77.3%と不発。当面、ニューモデルも今春投入予定の「デュアリス」ぐらいしか見当たらず、しばらくは厳しい状況が続きそうだ。

 次に軽自動車だが、貨物車を含めた全体で13万8269台、前年比102.4%と13カ月連続のプラス。相変わらず好調な売れ行きをキープしている。特に昨年投入した「ムーヴ」が前年比125.0%、「ミラ」も120.9%とダイハツが絶好調で、昨年なんとか34年連続軽自動車ナンバー1の座を守りきったスズキを2カ月連続で上回った。とはいえ、昨年11車種もニューモデルがデビューしただけに、この反動も心配されるところだ。

 また輸入車は海外メーカー製乗用車が1万2233台で前年比92.5%。日本メーカー製輸入車や国産OEM車を含めると、1万3563台、前年比90.9%と7カ月連続で前年を下回った。メーカーブランド別乗用車では1位VW(フォルクスワーゲン)3208台、2位メルセデス・ベンツ2489台、3位BMW2010台と相変わらずドイツ車が上位を占めるが、753台売れた5位アウディを含め、いずれも前年比はマイナス。昨年、4年ぶりに年間合計がマイナスとなったが、年が変わっても悪い流れは変わっていないようだ。そのなかで台数的には少ないものの、前年比で見ると、ルノー101.1%、シトロエン121.4%、フィアット152.8%とラテン系モデルが伸びている。今年の台風の目となるのか要注目だ。

■ココも気になる! その1トヨタが国内市場を盛り返し、世界一の座につけるか?

 軽自動車の好調さばかりが目につく国内のクルマ市場だが、国産乗用車に限れば50%強の圧倒的なシェアを誇るトヨタも苦戦を続けている。昨年は年間合計でも2年連続で前年を下回り、今年1月も91.4%とマイナススタートとなってしまった。ただトヨタを含め、国内の各メーカーとも輸出は絶好調で、昨年の輸出台数は前年比21.4%アップと大きく伸び、初の500万台突破と過去最高記録を更新した。それもあって、ダイハツ、日野を含めたトヨタグループ全体の昨年の世界生産台数は901万7786台と前年比9.5%アップ。70年以上も世界生産台数トップの座を守り続けているGM(ゼネラルモータース)の約918万台には及ばなかったものの、完全に射程内に収める形となった。

 今年はトヨタグループ全体で945万台程度を見込んでいるが、GMは北米での販売低迷を背景に減産が続いており、1月時点で計画値より3.6%のマイナス。この状況が続けば、年間ではトヨタグループが世界一となりそうな勢いだ。となると、気になるのが国内市場の動向。昨年10月にモデルチェンジした「カローラ」は月間販売目標1万2000台ペースをキープし、新型車種の「オーリス」や「ブレイド」は目標以上の売れ行きだが、デビュー2年目に入った「ラクティス」や「RAV4」、「ベルタ」などは大きく落ち込んでいる。今年は「ノア/ヴォクシー」や「イスト」といった売れ筋のミニバン/コンパクトカーのモデルチェンジを控えているだけに、国内市場も盛り上げ、待望の世界一の座を奪取してほしいものだ。

■ココも気になる! その2VWが輸入車ブランド7年連続ナンバー1を達成!

 昨年は輸入車市場全体では4年ぶりに前年を下回ったが、ドイツ勢は好調に売れ、1位VW5万4384台(前年比101.8%)、2位メルセデス・ベンツ4万9681台(同108.4%)、3位BMW4万9014台(同109.0%)といずれも前年を上回った。これでVWは7年連続で輸入車ブランドナンバー1を獲得。車種別でも「ゴルフ」が2万3621台で、2位BMW「3シリーズ」の2万2789台を抑え、4年連続でトップとなり、2冠を制した。特にゴルフはGTIがおよそ3割を占めるほど大ヒット。さらに「ジェッタ」や「パサート」などの上級モデルも好調に推移し、VW初のクーペカブリオレ「イオス」やファッショナブルな「クロスポロ」などの投入も販売を後押しする結果となった。

 今年は1月にゴルフ、ゴルフプラス、ポロに特別仕様車を設定するとともに、スーパーチャージャーとターボを組み合わせた次世代パワーユニットを搭載した「ゴルフGT TSI」をリリース。1月は前年を下回ってしまったが、攻めの姿勢を崩していないのが心強い。VWは世界市場でも好調で、昨年はグループ全体で前年比9.3%アップの573万台となり、過去最高を記録。特にドイツを中心にした西ヨーロッパ市場と中国市場で好調だった。VWブランドの乗用車だけで見ても、前年比10%アップの339万台。西ヨーロッパ市場ではシェアを11%確保し、中国市場では乗用車ブランドナンバー1となっている。

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