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私が携わる『みんカラ』は、一言でいうと自動車が好きで好きでたまらない人が集まっているソーシャルネットワーキングサービス(SNS)。クルマというジャンルに特化しているのが特徴です。他の一般的なSNSはクローズド、場合によっては招待されなければ仲間に入れません。会員登録をして、ログインしないと他のページを見ることもできない。その点『みんカラ』はオープン。いつでも誰でもすべてのページを見ることができます。たとえば、「こんな改造をした」「こんなパーツをつけた」など、クルマ好きがこれだけ集まって、みなさんが愛車を自慢し合うサイトは日本国内ではほとんど見かけません。また『みんカラ』がクルマ好きな一般ユーザーが集まるものとしたら、『みんカラ』の中にある『みんカラ+(プラス)』はプロフェッショナル集団。チューニングショップ、パーツメーカーなどから月額でお金をいただいて、クルマに関するブログを書き込んでもらっています。たとえば「自分のクルマにエアロパーツをつけたい」というユーザーがいたとします。このユーザーは、『みんカラ+(プラス)』内のパーツメーカーのブログを見て、「このショップだったら取り付けを任せられる」というように、ブログを通じてコミュニケーションすることができます。チューニングショップやパーツメーカーは、自慢の施工内容や作業内容をブログに上げることで、ユーザーとの接点を持つことができるのです。

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現在、『みんカラ』の会員数は40万人を超えていて、PVは月に4億5000万PV以上。ところがクルマ好きではなく、“移動手段の一つ”として使っているユーザーには利用されていません。次の狙いは『みんカラ』に新しい付加価値をつけ、新たなマーケットを開拓することです。現在の『みんカラ』にはクルマそのものの情報はたくさん集まっています。それ以外のクルマに付随する情報、クルマで旅行した、スポーツや山などにクルマで出かけた、そんなカーライフそのものをカバーしていきたい。もうひとつがクルマの中に入っていくこと。運転している最中にも、『みんカラ』がそばにいるという状況をつくりたい。今後注力すべきは、おそらくカーナビとスマートフォンだと考えています。『みんカラ』にはお勧めスポットというコンテンツがあり、位置情報と、そこには何があったか、何をしたかというものをみなさんに投稿してもらっています。たとえば「ある岬にはこんなきれいな景色が見える場所がある」という、クルマ好きならではのマニアックでニッチな情報を掲載。これをうまく活用して市場そのものを切り開いていきたいです。

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『みんカラ』にはいろんな情報が掲載されていますが、自動車販売店や街角の整備工場など業種を広げていくこともできます。海外に目を向けると中国や韓国といった新興国は自動車ラッシュ。クルマを所有したあとは、愛車をカスタムする波はかならずやってくる。『みんカラ』を見てもらい、自分のパーツが欲しいとなれば輸出することだってできます。一方で日本から中古車を輸出している国では、整備・保守を目的とした純正パーツが欲しいというニーズがあります。市場がもう少し成熟すれば、純正パーツ以外のカスタマイズパーツを『tradecarview』のPayTradeなどを通して輸出する日がやってくるかもしれません。自動車は人類の歴史上、偉大な発明。これからもなくなることは永久にありません。もしかすると30年後には自動車がもっとパーソナルな存在になっているかもしれない。フェイスブックやツイッターなどと連動してシナジーを生みだすこともできる。可能性は未知数。いくらでもやりようがあります。ユーザーの賛同を得ながらサイトを大きくし、ユーザーに喜んでもらうサービスを考えていく。これこそが他にはない面白さなのです。
