
取材協力 :アウディ ジャパン株式会社(2001年6月13日取材)
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フルモデルチェンジ (2001年5月14日発表) |
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7年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、待望の第2世代へと進化したアウディA4が日本でも販売を開始した。ドライバーズカーとして使われることが前提とされるミディアム・クラスのなかでも、ハイクォリティと高性能が際立つプレミアム・セダンとして広く認知されているA4だが、ご承知のとおりこのセグメントには、BMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスといった強力なライバルが存在し、さらにはボルボS60、ジャガーXタイプ、アルファ・ロメオ156などの個性派たちもシェアの獲得を狙っている。
そんな群雄割拠のなかで真っ向から勝負を挑み、勝ち組みに入るためのアウディA4の武器は、他を圧倒する上質感。そして、クワトロ・システムや縦置きFFレイアウトに代表される斬新なメカニズムだ。新型A4は、コンセプトや基本的な成り立ちを初代モデルから受け継ぎつつ、シャシーやエンジン、足回りなどすべてを刷新して、「アウディらしさ」「A4らしさ」により磨きをかけている。
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まず、注目されるのは、エクステリア・デザインであろう。先代と比較すると全長、全幅、全高がそれぞれ60mm、30mm、20mm拡大。さらにホイールベースは20mm延長され、2645mmという値となっている。実車を目の前にすると確かにひと回り大きくなったように思えるが、それよりも印象的なのは存在感が驚くほど増したこと。先代の面影を残しながら、ひとつ上のクラスであるA6のテイストをちりばめ、マッシブなイメージも加わったニューA4は正直いってカッコイイ。
そんなボディ拡大の恩恵を最も受けているのは、やはり室内スペースだろう。なかでも、従来、ライバル車に比べて少々窮屈だった後席の改善が顕著である。ニースペースにゆとりが生まれ(先代比+41mm)、さらにシートバックが寝かされたことにより、ゆったりと座れるようになったのが嬉しい。
それにしても、内外の質感の高さには思わずため息がもれる。素材の使い方、工作精度、デザインなど、どれをとってもクラス一。「フルサイズでなくてもいいから、とにかく造りのよいクルマが・・・・・・」と望むなら、A4を第一候補に挙げるべきである。
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さて、日本導入モデルに搭載されるエンジンは、2リッター直列4気筒DOHC20バルブ(130ps/19.9kg-m)と3リッターV型6気筒DOHC30バルブ(220ps/30.6kg-m)の2種類。2リッターはFF、3リッターはクワトロという組み合わせとなり、前者にはベースグレードの「2.0」、豪華仕様の「2.0SE」が、また、後者にはラグジュアリー指向の「3.0クワトロ」とスポーティ指向の「3.0クワトロスポーツ」といった2グレードが用意される。
スムーズさと静粛性が際立つ新型V6ユニットを搭載する3.0クワトロは、プレミアム・セダンにふさわしいすべてに洗練された乗り味が魅力。もしも、「もっと走る楽しさを!」と望むのであれば、スポーツサスペンションで足を引き締めた3.0クワトロスポーツを選べばいい。とはいえ、新型A4ではV6+クワトロだけでなく、2リッターFFモデルの出来栄えの素晴らしさも見逃すことはできない。数値以上に力強く、活気のある2リッターユニットと"マルチトロニック"と呼ばれるベルトドライブ式CVTの組み合わせは、とにかく秀逸。また、FF車に乗っていることを忘れてしまうほどの素直なハンドリングも、このクルマを積極的に選ぶ気にさせる大きな美点である。
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