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ミツビシ ランサーセディアワゴン
取材協力 :三菱自動車工業株式会社(2000年12月1日取材)
※それぞれの写真をクリックすると拡大表示します 


緊急試乗レポート ミツビシ ランサーセディアワゴン

ミツビシ ランサーセディアワゴン
ニューモデル
(2000年11月15日発表)
 
レポート 島崎 七生人
写真 中野 英幸

 セダンのランサーセディアをベースに、リヤオーバーハングを55mm伸ばして仕立て た新型ワゴン。「スタイル」「走り」「質感」「価格」の4項目を○(マル)にすることを狙って作られた。メーカーとしては、市場で伸長著しい150〜230万円クラスに狙 いを定め、かつユーザー層も、独身からDINKS程度を想定。ただ便利で実用的なだけではなく、スタイリッシュであることも意識された。メインとなるグレードは「ツーリング」で、このモデルは1.8リッターGDIエンジンに、INVECS-IIIスポーツモード6-CVTを組み合わせて搭載。その他のグレード「エクシード」とベース車「TS」は、INVECS-IIICVTを搭載。駆動方式は、全グレードにFFと4WDを用意する。
ミツビシ ランサーセディアワゴン ミツビシ ランサーセディアワゴン ミツビシ ランサーセディアワゴン

外観は、サッパリ系。セダンをもとにラゲッジ部分を専用としたデザインだが、個人的には、セダンの間延びしてみえるスタイル(フォルム)よりも、まとまっていると思う。フロントマスクも嫌味がない。一方で縦長のコンビランプをもつリアエンドも、余計な装飾を廃したデザインに好感がもてる。
 さらに何がなんでもいい!と強調しておきたいのがインテリアだ。率直にいって、従 来の三菱車とは、デザイン、質感が格段に違う。なめらかで洒落たデザインのインパネ表面は、新しく質感の高い“ツブシボ”で処理され、濃いめのグレーの色調もグッド。トリム類だけでなく、スイッチ類の操作感もまずまずだ。オプションで用意される本革シートは、アメリカ産の大人の雄の牛革を使っているということで、厚みのあるタプッ!とした感触と、ほのかに残された革の匂いが心地いいものだ。前席用のセンターアームレストはノッチ付きで、角度調節が可能。
ミツビシ ランサーセディアワゴン ミツビシ ランサーセディアワゴン ミツビシ ランサーセディアワゴン

 「リヤゲート側からもサッと後席・背もたれが倒せるようにした」という、このクル マのラゲッジは、つまり日常の使い勝手と質感にこだわっている。ラゲッジスペースの サイドトリムまでカーペット貼りとしたのは、荷物がトリムに当たってもコツン!と音 をたてないため。トノカバーを引っ張り出すと、表面がただのビニールではなく“布風”に処理してあり、ここも質感にこだわっていた。リアゲート裏側もフルトリムで、ルームミラーからボディ色が見えたりすることはない。全体的には、ゆとりのパッケージで、前/後席ともスペースは十分だ。
 走りは、思った以上に快活。アクセル特性がワゴン専用にチューンされているそうだが、街中のユルユルした流れから、高速道路で加速を必要とするときまで、CVTのDモードのままでも不満のない動力性能が与えられている。CVTのマナーも違和感がなく、マニュアルモード時の切り替えレスポンスも早い。乗り心地は、FFより、4WDのほうがやや重厚で心地良かった。
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