減速時のエネルギーで発電してバッテリーに蓄える"回生"がハイブリッドカーの低燃費を支える基本技術のひとつだが、シビック・ハイブリッドは減速時、4気筒あるシリンダーのうちの3気筒を休止状態にしてエンジンブレーキの利きを弱め、その分、回生ブレーキの効率を高めているのである。また、エンジン(フィットの1.3リッターをベースにリーンバーン化したもの)そのものの効率の高さやプリウスより50kg軽い車重なども、1リッター当たり29.5kmという驚異的な燃費を叩き出す理由のひとつ。渋滞時の燃費は、エンジンを始動しないでモーターのみで走行するモードを持つプリウスの方が優れていると予想できるが、郊外の交通量の少ない道路や高速道路での燃費は、エンジン自体の燃費性能に優れるシビック・ハイブリッドが有利なはずだ。
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モーターの存在感を強く感じさせるプリウスに対し、シビック・ハイブリッドのドライブフィールは普通のガソリンエンジン車に限りなく近い。同様に、ルックス面でもオリジナルボディでハイブリッドカーであることを高らかにアピールするプリウスに対し、シビック・ハイブリッドはシビック・フェリオに限りなく近い。ちなみに価格差は6万円(シビック・ハイブリッドのほうが安い)。新鮮味、あるいはインパクトという点ではプリウスが上だが、とくに新しモノ好きでないなら、肩肘張らずにハイブリッドカーならではの低燃費を享受できる、シビック・ハイブリッドもスマートな選択だろう。