
取材協力 :フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社(2001年7月12日取材)
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ニューモデル (2001年7月10日発表) |
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ルポは、VWのエントリーモデルを担っていたポロよりもさらにコンパクトなモデルだ。現行ポロが初代ゴルフと同じぐらいのサイズにまで成長してしまったことを受け、98年にヨーロッパで登場したルポだが、「日本市場ではポロとの棲み分けが難しいのでは・・・・・・」という懸念から、これまで導入が見送られていた。 しかし今回、ポロよりも15万円安い149万9000円という価格設定の目処が付いたこともあり、晴れて上陸となったわけだ。
性別や年齢層を絞り込まないのが従来のVW流マーケティング戦略の特徴だったが、ルポは思い切り"若い女性"にターゲットを絞っている。それがはっきりと表れているのがボディカラーの設定である。選択肢はレッド、ブルー、グリーンの3種。どれもポップな色調で、しかも、ブルーのボディカラーにはブルー内装、グリーンのボディカラーにはグリーンの内装が組み合わされる。女性には受けるだろうが、男性はちょっと躊躇しそうな設定である。このマーケティング戦略が吉と出るか凶と出るか、興味深いところだ。
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ルポの全長はポロよりも20cm強、ホンダ・フィットよりも30cm強、トヨタ・ヴィッツよりも10cm強短い。しかし、塊感のあるいかにも安全そうなルックスはVWらしさにあふれている。
インテリアも正真正銘のVWといえる。ガッチリした造りのシートは300万円クラスの国産車にも決して負けてないし、スイッチ類のカチッとしたタッチも他のVW車とまったく同じ。後席に立派なヘッドレストが3個取り付けられているあたりにも、VWの頑固なまでの安全哲学を感じる。後席スペースは、平均的な女性なら3人乗っても大丈夫。かなりアップライトな姿勢を強いられるが、その分、後席からの見晴らしは良好だ。
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内外装の造りや安全思想など、安くても小さくてもVWらしさをまったく失っていないのがルポの魅力だが、それはドライブフィールにもあてはまる。ヴィッツもフィットもいいクルマだが、ロングドライブに行こうという気にはなれない。その点、ルポは、「東京−大阪間でも楽勝!」という感じだ。よく出来たシートに加え、センターがどっしりと落ち着いたステアリングフィール、優れた直進性、クルマ全体の落ち着き感など、国産車とはひと味もふた味も違う。
試乗当日はかなりの強風が吹いていたのだが、そんな悪条件をものともせず、ルポは高速道路を結構なペースでグングン走ってくれた。こんなクルマを"お買い物用"だけに使うのはもったいない。もしもルポを買ったら、友達を誘ってロングドライブに出かけてみて欲しい。そうすればきっと、「ルポを買ってよかった!」を実感するに違いない。
そうそう、クルマ好きの男性陣にひとつ情報を。時期は未定だが、シルバー&ブラック内装のルポも将来的には導入されるはず。加えてVWグループ・ジャパンでは、1.6リッター(125ps)ユニットを搭載し、最高速200km/hオーバーを実現した"GTI"の導入も検討中だという。
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