
取材協力 :マツダ株式会社(2000年11月10日取材) ※それぞれの写真をクリックすると拡大表示します
|
 |

ニューモデル (2000年10月30日発表) |
|
|
|
 |
| すでにご存知かもしれないが、マツダ・トリビュートは来月、日本でも正式発表されるフォード・エスケープと双子車に当たるモデルだ。ただ、両車はエンブレムを付け替えただけの関係ではなく、乗り心地をはじめとして、性格がまったく異なったクルマに仕上げられている。とはいえ、フォードの技術者20人近くが、2年ものあいだ広島に滞在し、マツダと共同で開発したというのは事実。その結果、日本で売られる右ハンドルのフォード・エスケープはマツダの工場で、アメリカで売られる左ハンドルのマツダ・トリビュートは北米にあるフォードの工場でそれぞれ生産されるという、何とも複雑な間柄ではあるが、このことは技術面だけでなく生産効率の面でも両社が協力し合っていることのあらわれといえる。
|
|
|
大柄なボディ。けれどもシート位置は微妙に抑えられ、乗り込むのに不便さはまったく感じない。天井の高い車内は広く明るく健康的な雰囲気。リアシートの足もとも広く、たとえ大柄な友人を乗せても不満を漏らされる心配はないだろう。
また、サイドブレーキが運転席側に寄せられているため、運転席・助手席・リアシート間のウォークスルーが可能。車内移動なんて必要ない! という人に対してはオプションながら小物入れが用意されているといった具合だ。
スペアタイヤをラゲッジスペースの床下に収納したため、後ろ姿はすっきり。リアゲートは全開できるほか、ガラス部分だけを開けることも可能となっており、小さな荷物を放り込むのにとても便利である。
|
|
|
シャープ。トリビュートをスタートさせた瞬間、口を突いて出てきた言葉がこれ。大柄なSUVであるだけに大味な走りを想像していたが、それは見事に裏切られた。ステアリングのギア比がクイックに設定されているため、とにかく切れがいい。しかも、サスペンションは予想よりも遥かに硬め。もちろん、オフロード走行を想定しているため、ストロークは十分なのだが、ほどよい硬さによって路面状況をつかみやすいのである。
V6エンジンはトルクも十分で、スタートから高速域まで切れ目のない加速を味わうことが出来る。それに対して、直列4気筒もトルクを重視した設定でパワーに不満はない。ただし、エンジン音の大きさはやや気になるところだ。4WDはスリップを感じたら自動的にFFから切り替わるシステムで、4駆時の安定感はコーナリングの際に見事に証明されている。直4のFFは車重が軽いこともあって軽快。それこそ飛ぶように走る。とはいえ、コーナリング時の安定感は、さすがに"4WDの勝利"といった感じだが・・・・・・。
|
|
|
|
|