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緊急試乗レポート ポルシェ 911(タイプ997)
ポルシェ 911(タイプ997)
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ポルシェ 911(タイプ997)
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レポート : 萩原 秀樹
写真 : 郡 大二郎

取材協力 : ポルシェ ジャパン
※各写真をクリックすると拡大表示します
ポルシェ 911(タイプ997)
ヘッドライトは楕円形になり、昔ながらの911らしい顔つきに戻った。
ポルシェ 911(タイプ997)
新型ポルシェ911はカレラ(写真)とカレラSがまず日本に上陸する。
ポルシェ 911(タイプ997)
ドアミラーとドアノブは空力性能を高める新形状に。
ポルシェ 911(タイプ997)
カレラSは、左右4本出しマフラーと19インチホイールが特徴。
ポルシェ 911(タイプ997)
全幅は38mm広がり、フェンダーラインの抑揚が強くなった。
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伝統的デザインに戻った997型
 すでに海外試乗でもお伝えしているが、ポルシェ911が2004年夏にフルモデルチェンジを実施。それから程なく、最新モデルの911が日本市場にも上陸した。見てのとおり、最新モデルのスタイリングに大幅な変更はない。911は、1963年に初代モデルが誕生して以来、基本的に同じシルエットを守っている。ほかにも、駆動方式をRRとし、水平対向6気筒エンジンを搭載するなど、911にとっては普遍ともいえる要素を持っている。

 つまり、ポルシェは911を40年以上も正常進化させ続けるという、世界でも類のない取り組みをしてきたわけである。それだけに、一見すると代わり映えはせず、むしろ2世代にわたって凝ったデザインのヘッドランプを採用していた従来までのモデルに比べると、最新モデルのそれはシンプルな楕円形となったため、おとなしくなったようにも思えるかもしれない。ただ、リポーターとしては911の伝統的デザインに戻った(とくに“ナロー”と呼ばれる1973年までのモデルのイメージがある)ように感じているので、最新モデルのスタイリングは気に入っている。

 主観的な話はさておき、実際にはボディが全幅で38mm拡大し、剛性はねじりで約8%、曲げで40%向上している。サスペンションは型式こそ従来モデルのままだが、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を装備(カレラはオプション)する。ポルシェがサスペンションを電子制御するのは初の試みだ。
 エンジンは、カレラが最高出力239kW(325ps)を発揮する3.6リッター、カレラSが261kW(355ps)を発揮する3.8リッターを搭載する。トランスミッションは6速MTを標準装備。シフトストロークが従来モデルよりも15%短くなっているので、スピーディな操作が可能となる。そして、カレラ、カレラSともにティプトロニックS(マニュアルモード付き5速AT)を選ぶことができる。

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