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レポート : 岡崎 五朗
写真 : 中野 英幸 |
取材協力 : ルノー・ジャポン
株式会社
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ルックスは一見したところとくに高級感があるわけではないし、驚くほど個性的なわけでもない。しかし、じっくり眺めていくと、何の変哲もない没個性なクルマとは正反対の存在であることに気付く。しかもそんな印象は、写真を眺めるより実車を目の当たりにしたときに強く感じる。特徴的なフロントマスクもさることながら、フォルムの美しさ、豊かな面の表情、ホイールのディテールなど、様々な部分にデザイナーのこだわりが色濃く反映されているのだ。これといって押しつけがましい部分はないのだが、なんとなく心に残る印象。あるいは「さりげないお洒落」と言い換えてもいいだろう。このあたりは、日本車やドイツ車が真似しようと思ってもできない部分だ。なかでも、美しいルーフラインをもつワゴンにより強い魅力を感じる人が多いのではないだろうか。
インテリアも同じ文脈で説明が付く。ギラギラした高級感とは無縁だが、シートの縫製は丁寧だし、スイッチ類のデザインも秀逸そのもの。ルノー流の素晴らしい座り心地をもつシートや広々感を含め、心からリラックスできる空間に仕上がっている。
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