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レポート : 島崎 七生人
写真 : 中野 英幸
取材協力 : ホンダ技研工業株式会社
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数あるホンダの軽自動車のうち人気を誇るのが、このライフだ。先代は、1998年10月の軽規格改正のタイミングで登場したモデル。当時の車名“ライフ”はホンダにとってもリバイバルとして位置づけられた。というのも、1970年代にホンダ初の軽自動車だったN360の次に登場したのがライフであり、そのとき、はじめて使われた名に由来する。先代はワゴンRやムーブなどのいわゆるハイトワゴン系が主流というなかにあって、より乗用車ライクな持ち味で販売面でも健闘。内外装のスタイルも、垢抜けたセンスのコンパクトカーを作らせたら「さすがはホンダ!」と思わす納得させられるもので、いうなれば、奇抜ではないが洒落た持ち味が身上だった。その後、やや“ヤンチャ”なターボ車のダンクが追加されたのも記憶に新しい。
さて、約5年ぶりのフルモデルチェンジとなるこの新型ライフ。メーカーの資料によれば“ハートフルテクノロジーをキーワードに、安心、おしゃれ、快適で、使いやすく、クリーンな新世代の軽自動車”とある。これを解くと、軽自動車ならではの小さいボディや環境対応性はそのままに、使う人へのやさしさ、夢や誇りをもって乗れることを大事にしたということである。
新型でとりわけ目を惹くのは、コンパティビリティ対応ボディの採用だ。これは相手車両重量2トンクラスまでの乗用車と正面衝突をした場合でも、自車の衝突エネルギーの吸収性増加とキャビンでの吸収量低減を図り、相手への攻撃性も低減させるというものだ。
エンジンは全く新しい開発だという。3気筒を基本とし、同一のベースユニットからNAとターボの2機種を設定する。サスペンションも新開発となりフロントがストラット式、リヤはシンプルなH型ビーム式を採用。
助手席クッションのチップアップ(クッションをハネ上げる仕掛け)で助手席側ドアからの乗降ができたり、後席(クッションとも左右2分割)は足下空間に落とし込んでの格納が可能でラゲッジ空間が拡大できたりと、実用面でのフレキシビリティの高さも注目点だ。
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