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レポート : 岡崎 五朗
写真 : 中野 英幸 |
取材協力 : フィアット オート ジャパン
株式会社
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98年に本国デビューしたムルティプラの正規輸入が遂にスタートした。ムルティプラが気になって気になってしょうがないけど並行輸入しかなくて……そんな思いを抱いていた人にとっては少なくないはず。しかも正規輸入モデルは右ハンドルで、かつ、価格は249万円。平行輸入車が280万円程度していたことを考えると、かなりお買い得な価格設定である。
フィアットは1950年代にもムルティプラというクルマを生産していた。ルパン三世でお馴染みのフィアット500をベースに3列シート化した6人乗りの小型車だ。新型ムルティプラも6人乗りであり、伝統のネーミングを継承した理由はそこにあるわけだが、同じ6人乗りでも考え方はまったく違う。初代のシートレイアウトが2×2×2だったのに対し、新型は3×2。快適な3人掛けを実現するため、なんと全幅はメルセデス・ベンツSクラスよりも大きい1875oになったが、全長は4005oと、ホンダ・モビリオより5pも短い。縦列駐車を多用するイタリアならではの発想である。 |
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