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レポート : 島崎 七生人
写真 : 中野 英幸
取材協力 : 富士重工業株式会社
※各写真をクリックすると拡大表示します
「おお懐かしい!」と無防備に感嘆してしまうと世代がバレてしまうが、“R2”の車名はスバルにとって、セルフカヴァーだ。“初代”は名車スバル360の後継車種として、1969年に登場したクルマだった。すなわち、スバルの軽自動車として由緒ある車名が与えられて登場したのが、この新しいR2というわけだ。それだけに、このクルマにかけるスバルの意気込みを我々は感じなければならない。“市場を見回すと6割が背の高い箱っぽいクルマばかりだった”とスバルでは分析。そこで、味気ない寸法競争を超えたデザイン価値のあるクルマを!というコンセプトを打ち出した。そんな、いい意味で少々尖った考えが、登場した新型R2の姿に反映された。ちなみに先の
東京モーターショー2003
で事実上お披露目は済んでいたが、その前の
東京モーターショー2001
でも、今回のR2の原形とみなしていいグリーンのコンセプトカーが登場していた。
当然ながら姿だけでなく、中身にも気合いが入っている。相対速度100km/hの普通車との“カーtoカー”の前面オフセット衝突にも対処し、100mm高めたフロントのストレートフレームはポイントのひとつ。また、クルマ全体で70kgもの軽量化も実現。これは、生活の道具である軽自動車にとって大事な燃費性能に貢献した。
エンジンは4気筒DOHCを新開発し、このNAを中心に据え、スーパーチャージャーも設定。さらにスタンダードがSOHCを用意する。ボディカラーは、杜若(カキツバタ)、菫(スミレ)、空などクルマ以外のモノ・事象になぞらえた11色を設定、内装色も2色を用意する。
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