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レポート : 島崎 七生人
写真 : 中野 英幸
取材協力 : ボルボ・カーズ・ジャパン
※各写真をクリックすると拡大表示します
やや地味だった(?)が、ほどよいオーセンティックさが好ましく、コンパクトなボディが日本の道路事情にもマッチしていたのが従来型
S40/V40
だった。そのポジションを受け継ぎ、6年半ぶりのフルモデルチェンジ版として登場したのがS40/V50だ。基本的な成り立ちは両車共通だが、S60/V70の例に倣い、今回からSとVでは別のモデル名を名乗って(本カタログも別々)の登場となった。
知られているように、フォードアライアンスにより、
マツダ・アクセラ
、次期フォード・フォーカスとプラットフォームは共通化。しかしサスペンション、エンジンをはじめ、中身はまったくの別モノといっていい。とくに安全性能にかけてボルボはその技術力の高さをアピールするところで、このS40/V50でも、上級モデルのS80やV70と同等レベルを確保したという。具体的には、新型RNC5気筒エンジンのコンパクト設計(補機類を再配置し、ボディ前後方向のサイズを200mmも短縮)や、前からの入力を3方向に逃がすことでキャビンを守るフロント構造などがそう。4種類の異なるハイテン鋼板をボディ骨格の適材適所に採用し、コンパクトなサイズながらも万一の衝突時におけるボディの変形を巧みに制御した設計であるのも見逃せない。側面衝突時に0.025秒で展開、横転時には約5秒間膨張を保持し前後席乗員を守るインフレータブルカーテン、サイドエアバッグ、フロント左右のデュアルモードエアバッグなどは、もちろん標準搭載される。
ボディサイズは、セダンのS40で全長×全幅×全高=4470×1770×1450mm。全長は新旧S40同士でみると45mm短く、新旧ワゴン同士(V40とV50)では同一。全幅はともに+50mm、ホイールベースも従来より80mm長い2640mmの設定。トレッドはS40の新旧比で前+65mm、後ろ+80mmと大幅に拡大した。
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