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メルセデスは、CLSの最上級モデルとして、CLS63 AMGをジュネーブで発表した。排気量6208ccのV8エンジンは、これまでのCLS 55 AMGのスペックを堂々上回る最高出力514hp、最大トルク64.3kg-mを発生。0〜100km/h加速はわずか4.5秒という驚きの速さだ。さらにこのエンジンは数値だけでなく、フィーリング面でも期待ができそう。その根拠は、ボア×ストローク102.2mm×94.6mm、圧縮比11.3、レブリミット7200rpmという、高回転・ショートストローク型として設計されているから。現行のCLS 55 AMGもショートストローク型(97×92mm)ではあるが、どちらかというとスーパーチャージャーによる過給でパワーを上乗せしていた。たしかにスーパーチャージャーは低速域から高トルクを稼ぎ出すには有利だが、パワーが同じかそれ以上なら、NAの方がよりダイレクトな加速フィールが味わえるはず。エンジン回転数でパワーを稼ぎ出すNAエンジンは、レスポンスの良さと高回転で弾けるような加速感が身上。しかもトランスミッションも5速ATから7速ATにバージョンアップしており、これも加速フィールの向上に貢献しそうだ。このエンジンはR63 AMGに積まれるが、より重心が低いCLSでは、さらなるパフォーマンスを発揮するのは確実だろう。
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