トヨタ自動車は、高度道路交通システム技術を活用し、交通事故低減を目指す“インフラ協調による安全運転支援システム”開発の一環として、警察庁が推進し、社団法人 新交通管理システム協会が主催する“安全運転支援システム(DSSS)”の実証実験に参画し、2012年3月より愛知県豊田市において公道走行実験を実施すると開始した。
今回、公道走行実験を行うシステムは、車両に搭載したセンサーでは検出困難だった、右折車の死角に入った対向直進車や横断中の歩行者を路側に設置したセンサーで検知し、その情報を新設した路側無線装置から700MHz帯の電波を用いて、ドライバーに提供することで、交差点事故の主な原因となっている認知ミスを防止しようとするもの。
トヨタはこの公道実験を通じて、様々な運転状況でのドライバーの運転行動データを収集、分析することにより、インフラ協調システムによる事故低減効果を予測し、同システムの開発に活かしていく考え。今後は、音声やディスプレイでの情報提供に加え、ドライバーへの警報や車両の減速・停止といった“インフラ協調による介入制御”などへの発展を視野に入れたシステムの開発につなげていくという。