日産が3月初旬のジュネーブショーで公開した「エスフロー(ESFLOW)」は、後輪駆動の2シーター・EVスポーツカー。今回はコンセプトカーということで詳細スペックは公表されていないものの、走る歓びと環境性能を両立した新世代のスポーツカーに期待が膨らむ。さっそく概要を追っていこう。
日産が3月初旬のジュネーブショーで公開した「エスフロー(ESFLOW)」は、後輪駆動の2シーター・EVスポーツカー。今回はコンセプトカーということで詳細スペックは公表されていないものの、走る歓びと環境性能を両立した新世代のスポーツカーに期待が膨らむ。さっそく概要を追っていこう。
■次期フェアレディZなのか? それとも…
エスフローの佇まいは、誰が見てもひと目でスポーツカーと分かるもの。その全体的なシルエットや前後ランプの造形が現行フェアレディZと似ているため、一部では次期フェアレディZのスタディモデルでは? とも言われている。とはいえその中身は、既存の内燃機関を電気ユニットに単純に置き換えただけのものではない。環境にやさしいだけではなく、走りへの意識が相当に高いのだ。
そのひとつはリチウムイオン電池の搭載位置。電池そのものはリーフに採用しているラミネーテッド式と同型だが、それをボディ内に“分割配置”することで、車両の中心ちかくに重心を持ってきたという。また2基の駆動用モーターを後輪に配してミッドシップのようなレイアウトを採り、後輪左右はそれぞれ個別にトルク制御される。これらによって車両の安定性や旋回性能を高め、スポーツカーならではの俊敏なフットワークを実現している。
さらにEVならではの高トルクを活かした加速性能も注目。公表されている0-100km/h加速は5秒以下で、これはポルシェのケイマンやボクスターの4.9秒に匹敵する立派な数値だ。充電用コネクタはフロントバンパーに内蔵され、一回の充電につき240km以上の航続が可能だという。
写真24=日産リーフ(奥)、写真25・26=現行フェアレディZ
「worldcarfans」より