5月13日(金)、プリウスの名を冠した新型ワゴン/ミニバンがいよいよデビュー。正式名「プリウス α(アルファ)」として、これまでプリウスではカバーしきれなかったファミリー層の取り込みを図る。グレードおよび注目の価格は、2列・5人乗りが235万円〜300万円までの5グレード、3列・7人乗りが300万円と330万5000円の2グレードを基本に販売される。
■5人乗りも7人乗りも「アルファ」
海外モーターショーで披露された際は、5人乗りが「プリウス v」、7人乗りが「プリウス +」を名乗っていたが、最終的な車名は2タイプ共通で「プリウス α」に決定した。デザイン上の違いもなく、当然ながらバッチも共通のため、外から見ただけでは5人乗り(写真1〜25)/7人乗り(写真26〜46)の見分けがつきにくい。このあたりはトヨタの販売上の戦略、そして将来的なさらなるプリウス派生モデルの投入を見据えたものだろうか。ちなみにコンパクトサイズの「プリウス c」は12月の東京モーターショーで披露されそうだ。
5月13日(金)、プリウスの名を冠した新型ワゴン/ミニバンがいよいよデビュー。正式名「プリウス α(アルファ)」として、これまでプリウスではカバーしきれなかったファミリー層の取り込みを図る。グレードおよび注目の価格は、2列・5人乗りが235万円〜300万円までの5グレード、3列・7人乗りが300万円と330万5000円の2グレードを基本に販売される。
■5人乗りも7人乗りも「アルファ」
海外モーターショーで披露された際は、5人乗りが「プリウス v」、7人乗りが「プリウス +」を名乗っていたが、最終的な車名は2タイプ共通で「プリウス α」に決定した。デザイン上の違いもなく、当然ながらバッチも共通のため、外から見ただけでは5人乗り(写真1〜25)/7人乗り(写真26〜46)の見分けがつきにくい。このあたりはトヨタの販売上の戦略、そして将来的なさらなるプリウス派生モデルの投入を見据えたものだろうか。ちなみにコンパクトサイズの「プリウス c」は12月の東京モーターショーで披露されそうだ。
プリウスαのボディサイズは既報の通り、全長4615mm×全幅1775mm×全高1575mm、ホイールベース2780mmで、プリウスよりも155mm長く、30mmワイドで、85mm背が高い。デザイン的にはプリウスの“トライアングルシルエット”を継承してクリーンかつ先進的なイメージを強調しつつ、ミニバンらしい包容力も表現されている。Cd値は0.29(プリウスは0.25)。
コクピットの雰囲気もプリウスファミリーのそれだが、ワゴン/ミニバンらしい広がりのあるデザインを採用。艶感のあるセンタークラスターを中心に、シフトレバーなどのドライビング操作系と、ナビ・エアコン操作系とが明確に区別されるなど、見やすさ・使いやすさが高められている。エアコンの操作は、インパネ下部のダイヤルひとつで「温度調節・風量調節・吹き出し口切り替え」を可能にしている。
ラゲッジ容量は5人乗りが535リッター(床下75リッター含む)、7人乗りが200リッター(床下60リッターを含む)となり、ちょっとした家族旅行にも十分なスペースを確保した。シート表皮はグレードにより、上級ファブリックもしくは標準ファブリックが設定される。内装色は「アクア」と「グレー」の2色、ボディカラーは新色を含む全8色。
■燃費は他を圧倒するリッター31キロ!
パワートレーンは、プリウスと同じ1.8リッターエンジン+ハイブリッドシステム・THSUを採用。バッテリーは5人乗りがニッケル水素バッテリーをラゲッジ床下に、7人乗りがリチウムイオンバッテリーを運転席・助手席間に搭載する。
エンジン出力(99ps/142Nm)、モーター出力(82ps/207Nm)、システムとしての最高出力(136ps)の数値はプリウスと全く同じだが、CVTの変速比をローギアード化するなどの対応で、不足感のない加速性能を与えている。燃費はさすがにプリウスには及ばないまでも、10・15モードでリッター31.0km、より実燃費に近いJC08モードでリッター26.2kmをマーク。ライバルを圧倒するずば抜けた燃費性能はやはり大きな魅力だ。ちなみにこれらの数値は、バッテリーが異なる5人乗り/7人乗りでも変わらない。
またプリウスと同じく「EV・エコ・パワー」という3つの走行モードを全グレードで備える。安全装備も充実していて、カーテンエアバッグを含む6つのエアバッグやむち打ち軽減シート(運転席・助手席)、EBD付きABS&ブレーキアシスト、S-VSC、TRC、ヒルスタートアシストなどが、全グレードで標準装備となる。
■グレードおよび価格
グレードおよび価格は、5人乗りの「S Lセレクション」が235万円、「S」が250万円、「S ツーリングセレクション」が280万円、「G」が280万円、「G ツーリングセレクション」が300万円。そして7人乗りの「G」が300万円、パノラマルーフを備える「G ツーリングセレクション・スカイライトパッケージ」が330万5000円。またモデリスタからも各種カスタイマイズアイテムが同時発売されている。
ところでライバル車にあたる「ホンダ フィットシャトル」の発売日は、5月13日現在も未定のまま。当初の発売日はフィットシャトルが3月17日、プリウスαが4月下旬だったのだが、震災の影響で発売順が逆になった。このことが販売にどのような影響をもたらすかにも注目したい。