賢明なるgreencarview読者はすでにお気づきだと思うが、 実は自動車のエコロジーはほぼドライバーの能力、いや“気づかい”で達成できる。確かにプリウスに代表されるハイブリッドカーは、スペック燃費でリッター30km以上も当たり前の世界に入っており、抜群のアドバンテージを持っているようだが、それでもアクセルをバカバカ踏むと言うほど他とは変わらなくなる。
何度も言うが低燃費はクルマの性能5割、ドライバーの能力5割の関係なのだ。人によってはドライバーの割合はさらに高まる。
要するに痩せている人が痩せやすい体質かというと必ずしもそうでない。痩せている人は結局食べてないか、日常的に運動をしており、逆に太っている人は実は食べている。意外に間食が多いとか(笑)。ダイエットもエコも普段の行いとクセが最も大切なのだ。
もう一つ。大ざっぱに言うと今のクルマのほとんどがエコカーだ。よほどの大排気量車、大重量車は別にして、昔のような燃料ばらまき系のキャブレター車はなくなったし、ギアボックスの効率は飛躍的に高まってるし、軽量化も進んでいる。
中でもアウディだ。アウディは日本的なハイブリッドカーこそまだないが、基礎的な部分でのエコロジー性能は今の自動車の中でも随一とも言える。秘密は親会社であるVWグループの総合力だ。
高効率の直噴ターボエンジン、MTの伝達効率とATの便利さを兼ね備えたダブルクラッチミッション、軽量かつ空力に優れたボディ。事実、現在発売されているアウディ車の内、実に22モデルが政府が定める2010年燃費規制を先取り。もちろん、 こんな海外ブランドは他にない。中でも凄いのは、プレミアム性とエコロジー性を両立した、A3 1.4TFSIだ。
これの何が凄いって、125馬力の1.4リッター直4ターボエンジンを搭載していながら、10・15モード燃費でリッター15.8kmを達成すること。しかも某国のクルマのように、スペックを良くするために姑息なワザで出した値じゃないから運転の仕方によっては実燃費でもリッター15kmが実現可能。
今回はそのポイントを『アウディ・ドライビング・エクスペリエンス』で学ぶことになったので、皆様にそれを逐一ご報告しよう。