今やタイヤのエコ性能は一つの大きなトレンドになっている。これはCO2削減という大きな流れの中で起こっている事で、ヨーロッパで始まったタイヤラベリング制度は、転がり抵抗やウェット性能がある一定の基準に達していないと販売できないという厳しいものとなっている。
ユーザー感覚でも、エコカーの登場によってエコや省燃費に対する意識が高くなっており、タイヤでも容易に省燃費性が高められるということから、エコタイヤは注目を集めている。その一方で、転がり抵抗が良くなるとウェット性能が落ちるとか、安定性が落ちるといった傾向があり、これを商品としてどう克服していくかというのもエコタイヤ戦略の大きなテーマの一つになっている。
去る1月中旬、「エコピア新商品発表会・体感試乗会」と銘打って、ブリヂストンのエコタイヤ『エコピア』の新しい主力モデルとなる「エコピア PZ-X」、「エコピア PZ-XC」、「エコピア PRV」の発表試乗会が行われた。
このエコピアシリーズは、従来のエコピアEP100およびEP100Sと、プレイズシリーズを統合する形で開発された“楽ドラ・エコタイヤ”だ。プレイズは、外乱によるハンドル修正が少なく、運転のストレスを軽減するタイヤとして登場した。そして前回のモデルチェンジで、セダン用のPZ-X、軽コンパクトカー用のPZ-XC、ミニバン用のPZ-RV・エコピアPRV-1がラインアップしていたが、これを踏襲して、新しいエコピアシリーズでも「エコピア P〜」となった。
プレイズとしての楽ドラ性能に、エコピアの低燃費性能を加え、車種別設計にすることでより性能を高め、新たな付加価値も追求しているというわけだ。