小沢、不覚にも大きな勘違いをしておりました。日本は現在、世界でもトップクラスのEV大国で、10年に出た三菱i-MiEVが既に国内だけで5000台、年末に登場した日産リーフが9000台以上(9099台/11月時点)も納車済み。今後も年間数万レベルで増えると言われている。
が、違いましたね。大本命はコッチ。そう、先日出たばかりの初の量産軽商用EV、ぶっちゃけ“軽ワンボックスEV”のミニキャブ・ミーブだ! こっちの方が年数万どころか“年数10万台”レベルでバリバリに増える可能性があることを確信したのだ。
というのも見ても乗っても、おサイフのことを考えてもホントに魅力的で、EVとして全く障害がないのだから。
最大の理由を言おう。EVが普及しづらい問題は2つあって、1つはご存じ航続距離。JC08モードでi-MiEV Gが180km、リーフが200km走れるということになっているが、実質安心して走れるのは130〜140km前後。つまり片道50kmぐらいのところは問題ないが、少し遠出するとか、寄り道しようと思ったら危機感を覚える。特にファミリーユースを考えると週末のロングドライブには使えない。
だが、軽ワンボックス、軽トラは90%以上が商用。私自身、三浦海岸に住んでいた時に実感したが、農家の軽トラは1日20km、ヘタすると10kmも走らない。なんせ自分の庭の様な場所にある畑との往復だけだからだ。
今回もミニキャブ・ミーブ発売に当たって、三菱はヤマト運輸に去年からプロトタイプを2台渡して実験したそうだが、宅配便でもせいぜい1日40〜50km。だから今回ミニキャブ・ミーブは電池容量が小さい「10.5kWh」仕様と、大きい「16kWh」仕様を発売したが、小さい方で十分。それでもまだ余ったそうだ。