道中、清水和夫と一行は国選定重要伝統的建造物群保存地区にも指定される岐...
「やっぱり、雪深い場所には雪の季節に行きたいよね。冬の白川郷、昔から行きたかったからホントにうれしい!!」
中央道の下り車線、ステアリングホイールを握る清水和夫さんの明るい声がトヨタ プリウスの室内に響く。carview読者のみなさんにコソッと耳打ちすると、こんなにハジけた清水さんの笑顔はカラオケ以外ではなかなか見られない。清水さん、なんでそんなに冬の白川郷に行きたかったんですか?
「前に本で読んだけど、江戸時代のあのあたりは究極の循環型社会だったんだって。7メートルの積雪で道が埋もれちゃうから、家の周囲500メートルで暮らさないといけない。エネルギーも、食べ物も、その狭い範囲で循環させる必要があったらしい。つまり元祖サスティナブル社会。見に行きたくなるじゃない?」
なるほど、環境問題を考えるための温故知新というわけですね。
「そうそう、エコロジーって特別なものじゃなくて、昔の日本人は暮らしの中に普通に取り入れていたんだよ。そういった生活環境を自分の目で確かめるのが、今回の取材の目的」
われわれ取材班一行が目指すのは、世界遺産に登録された白川郷の合掌集落にほど近いトヨタ白川郷自然學校。多くの人が自然と親しみ、環境についての思いを深める場所として2005年4月に開校した施設だ。誰でも泊まることができる宿泊施設があり、さまざなま自然体験ができるエコツアーが用意されている。
出発から2時間ちょっと、中央道の諏訪南インター周辺に差し掛かると辺りは雪景色。清水さん、プリウスのABS、大丈夫でしょうか?