大事小事エコ言

今の「エコカー」は私たちを幸せにするのか?

 そもそもエコカーって何だろう? エコとはすなわちエコロジー、そしてエコノミーの両方を指す。そしてカーはもちろんクルマのことだが、ではエコカーとはエコロジカルでエコノミカルなクルマなのか。

大事小事エコ言

燃費はJC08モードで57km/リッター。09年12月14日に発表された<トヨタ プリ...

 そう考えると、今我々が目にしている多くのクルマは実はそうではなくなってしまっている感じ、しないだろうか? 確かに「エコ」には向かっている。しかし、それがちゃんと「クルマ」しているかという意味で。

 クルマを語る上で今、エコは避けては通れない。それどころかエコであることが真っ先にフィーチャーされる。けれども今、この「エコ」を前面に押し出すばかりに「カー」の要素が犠牲になってしまっている。そんな風に思えてしまうのだ。

「カー」であるよりも、まず「エコ」。そんな風潮はクルマの未来にじわじわと暗い影をさしかけているように思えてならない。しかも残念ながら今は自動車メーカーが率先して、そういう状況をつくり出してしまっている。

 もちろん今、ユーザーは自動車にエコであることを求めている。でも、今の“エコカー”がもたらすエコが、果たして本当に私たち皆を幸せにしてくれるのだろうか。私たちユーザーが本当に求めたものなのだろうか?

 今、改めて考えてみてもいいと思う。ユーザーもメーカーも嬉しい、本当に求められる“エコカー”とは何かということを。

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