大事小事エコ言

「カー」としての本質を磨け

 せっかくクルマに乗るのだ。そこにはクルマでしか得られないよろこびがあふれていてほしい。別にハンドリング云々という話には限らない。ただ乗って、移動して、使うこと自体が嬉しくなるものであってほしいという意味だ。だって思い通り走らず、乗り心地悪く、しかもカッコ良くないクルマを、誰が楽しんで、大事に使うだろうか。

大事小事エコ言

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 「エコ」を打ち出すより前に、少なくとも同じくらい、「カー」としての本質を磨くこと。そうやってクルマがあることの嬉しさ、よろこびを実感させてくれ、ひいてはいつまでも長く使っていきたいと思わせてくれること。それこそが本当の意味でエコに繋がっていく。そんな風には言えないだろうか。

 ユーザーは敏感だ。引き合いに出すのは忍びないが、安さと燃費のためにクルマとしての魅力を薄めてしまったホンダ・インサイトはすでに今、苦戦している。いやトヨタ・プリウスだってエコカー減税の継続か否かが不透明な中、受注はガクンと落ち込んでいると聞く。そこには何かが現れているとは言えないだろうか?

 求めるのは、まず「カー」ありきのエコカー。実はこれこそが究極の「エコ」にも繋がっていくと信じている。ここでは、そういう視点で今の「エコカー」をチェックしていくつもりだ。

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