大事小事エコ言

軽自動車は今も優遇されている!

 資料などを見ると『上質』だとか『洗練』などといった言葉が並ぶダイハツ タントエグゼに乗って思ったのは、これはある意味、軽自動車の究極だということだ。行き着くところまで行き着いた。そう言ってもいいのかもしれない。

大事小事エコ言

現在の軽自動車枠は1998年に改訂されたもので、全長3400×全幅1480×全高20...

 そうなると、考えずにはいられない。軽自動車の意味についてだ。ご存知の通り軽自動車には税金、保険の優遇措置がある。これは政府による“国民車構想”の流れの中で、モータリゼーションの推進のために与えられた特権。他にも購入時の車庫証明などの手続きが不要だったり(地域による)、高速道路の通行料金が安いなど、様々な面で優遇されている。

 これらの特権は端的に言ってしまえば、自動車の普及が進んでいなかった時代に、いかに多くの人に自動車を行き渡らせるかという観点で定められたものだと言っていい。そして、その代わりに条件とされたのが、いわゆる軽自動車枠。車体のサイズとエンジンの排気量の制限である。ご存知の通り、今は全長3.40m×全幅1.48m×全高2.00m。排気量660ccが、その規定値だ。

 しかし時代は変わり、今や自動車の普及率は“一家に一台”を上回るまでになっている。世帯辺りの保有台数は、ここ3年ほどは減少傾向にあるが、それでも2009年の数値で世帯辺り1.086台になる。そういう意味で軽自動車の所期の目的は、すでに達成されているのである。

 それでも軽自動車は今も優遇されている。そして売れ行きは、まったく落ちていないの現状だ。

あわせて読みたい記事

この記事へのトラックバック

http://feed.carview.co.jp/tb.aspx/?t=gcvreport&i=180

→ 1件

エコカー減税 対象車

ページの先頭へ戻る