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今年2月のジュネーブショーでワールドプレミアを飾った「フェラーリ 599」が、早くも日本上陸を果たした。このクルマは「575M マラネロ」の後継にあたるV12ベルリネッタの最新モデル。ちなみに、本国での車名は「フェラーリ 599 GTB フィオラノ」だが、日本では商標登録の関係で「フェラーリ 599」となる。 搭載される6リッターV12エンジンは、「エンツォ」を除けば、フェラーリ史上最強といえる代物。そのスペック表には最高出力:620ps/7600rpm、最大トルク:62.0kg-m/5600rpmと、モンスター級の数字が並ぶ。リッターあたり103psという高出力も、同排気量の量産型NAエンジンとしては最高レベルだ。最高速は330km/hをマークし、停止状態から時速100キロに達するまでの時間はわずか3.7秒だという。また“純粋な”V12サウンドを奏でさせるため、機械的な共鳴音を低減させる工夫も施された。 組み合わされるトランスミッションは、さらに進化した「F1 スーパーファースト・ギアボックス」。従来のシステムよりギアチェンジタイムが短縮され、ギアチェンジに要する時間はわずか0.1秒。発売当初はこのF1ギアボックス仕様のみで、MT仕様は時期を見て追加投入するとの方針も発表された。さらに「599」には、F1からフィードバックされた「F1 TRAC」や「SCMサスペンション」など、最新鋭の技術が惜しみなく投入されている。これらの技術は、いずれも優れた操縦性やロードホールディング性能を得て車両を最適に制御するものだ。 デザインはピニンファリーナ。気になる価格は3045万円で、日本市場への割りあて台数は年間300台程度になる見込み。F1フェラーリチーム監督のジャン・トッド氏も登場した発表会の模様は、動画レポートでお楽しみを!
写真:吉田宏隆
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