フォトインプレッション > アルファ ロメオ Alfa 8C コンペティツィオーネ
アルファ ロメオの最高級グランツーリスモカー“Alfa 8C Competizione(アルファ 8C コンペティツィオーネ)”が日本で初披露された。2003年のフランクフルトショーで発表されたコンセプト“Alfa 8C Competizione”をほぼそのままの形で市販化したもので、世界生産台数は500台、価格は2259万円。日本割り当て台数は70台と本国イタリアと同数だが、昨年10月の受付開始から述べ200人が申し込んだというだけあり、すでに完売済みとなる。
車名の“8C”は、往年の天才デザイナー、ヴィットリオ・ヤーノが手がけた8気筒エンジンを指し、ヤーノが設計し8Cエンジンを搭載し、ミッレミリアやルマンで輝かしい戦績を残したレーシングマシン“8C 2300”の名前でもある。また、Competizione(競争)という言葉は、1950年のミッレ ミリアで活躍したスポーツクーペ“6C 2500 コンペティツィオーネ”に由来する。
ボディサイズは、4397mm×1892mm×1340mm。ホイールベースは2646mm。スチール製シャシーにカーボン製ボディ“セル”を組み合わせ、シートやインストパネルなどにもカーボンを使用、サスペンションは鍛造アルミ製で、車両重要は1575kgと軽量だ。クラシックな曲線美をもつボディだがアンダーボディはフラットで、高速時にはグラウンドエフェクトによりダウンフォースも得る。
新開発のエンジンは90度のバンク角をもつ4.7リッターV型8気筒で、最高出力が450ps/7000rpm、最大トルクが480Nm/4750rpm。吸気側に連続可変バルブタイミング機構を備え、2000rpmで最大トルクの80%を発生する。駆動方式はFRだが、エンジンを前に、ギアボックスを車体後部に置いたトランスアクスルレイアウトを採用し、重量配分比は前49:後51を実現している。最高速度は290km/h、0-100km加速は4.2秒以下を謳う。ミッションは6速シーケンシャルのQセレクトで、ステアリング裏のパドルで操作。マニュアル・ノーマル・マニュアルスポーツ・オートマチックスポーツ・アイスモードを選択できる。
サスペンションは前後ともにダブルウィッシュボーンで、リアにはトーコントロール用リンクアームを装備。タイヤサイズは前245/35R20、後285/35R20で、専用の「P Zero」を履く。ブレーキはブレンボ製4ポッドタイプ。330mm×32mmの通気式ドリルドディスクを組み合わせる。また、オプションリストにはカスタムボディカラー165万円、20インチレーシングアロイホイール85万円、BOSE製8スピーカーオーディオ39万5000円などが並ぶ。
フィアット・オート・ジャパンの広報サラ・セレリ氏は、「日本に70台が割り当てられたのは、フィアットがいかに日本市場を重視しているかのあらわれです」と語った。
お披露目会の模様は動画でも。
※赤いボディのクルマはアルファ伝統のレーシングスポーツカー“ティーポ33”

































