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フォトインプレッション  >  マツダ デミオ

 Zoom-Zoom第2章の幕開け、そのトップバッターが3代目となる新型デミオである。まずは大きく変わったスタイリングに注目したい。ワゴンボディが特徴的だった先代から、新型はスタイリッシュ路線のコンパクトなハッチバッグへと文字通り“一新”。ボディサイズは全長3885mm(先代比-40mm)×全幅1695mm(+15mm)×全高1475mm(-55mm)、ホイールベースは2490mm(±0)で、モデルチェンジ毎に大きくなる車種が多いなか、大胆なダウンサイジングを敢行した。躍動感あふれるフォルムは、前進感のある切れ味鋭いシェイプラインやRX-8を彷彿とさせるフロントフェンダーが印象的だ。

 ここ最近、内外装ともに大幅な質感アップが図られているマツダ車の例に漏れず、デミオの内装も丹念に作りこまれている。内装はブラック基調で、随所にシルバー調のパーツや、ロードスターにも通じる丸型モチーフを起用。シートは、カームホワイトとモダンブラックからの選択。リアシートは、軽量化を考慮してダブルフォールディングおよびスライド機構を廃止、シンプルな前倒し式とした。そのほか、センターコンソールトレイやマガジンラック付きのグローブボックス、AUXジャックを採用するなど、デイリーユースへの配慮も行き届いている。

 パワートレインで注目に値するのが、13C-Vに搭載された新開発1.3リッター・ミラーサイクルエンジン。ミラーサイクルとは簡単にいうと、吸気バルブの閉じるタイミングを遅らせて、膨張比をアップすることで熱効率を高める機構。トランスミッションにはマツダ初のCVTが組み合わされ、10・15モード燃費で23.0km/Lをマークした。また、通常の1.3リッター&1.5リッターエンジンにはCVT、4AT、5MTが組み合わされる。サスペンションは前:マクファーソンストラット式、後:トーションバー式を採用。

 さらに見逃せないのが、ロードスター開発時の「グラム作戦」レベルの徹底した軽量化が施されている点。この軽量化は走りの面だけではなく、重量税の軽減にも貢献。1.3リッター車の大部分で車重が1000kg以下に収まり、ライバル車のヴィッツやマーチの同等グレードよりも軽い税負担となるのが嬉しい。

 また、エアロ仕様の「SPORT(スポルト)」はフロントエアロバンパーやサイドアンダースポイラー、専用16インチアルミ、内装ではブラックアウトメーターや専用スポーティシートなどを装備。1.5リッターエンジンに、スポルトのみとなる7速マニュアルモード付きCVTもしくは5MTを組み合わせる。

 価格は、1.3リッター車が112万5000円〜155万4250円、1.5リッター車が136万円、SPORTが158万円。ボディカラーは全11色で、広告用のイメージカラーは、鮮やかなグリーン(スピリティッド・グリーンメタリック)を採用した。

写真:荒川雅臣
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