フォトインプレッション > 三菱 ギャラン フォルティス
北米では3月から発売が始まった新型ランサーの国内バージョンが8月23日に発表された。欧州や北米ではランサーを名乗る、正統なランサーの後継車だが、日本では三菱が久々に国内に復活させたギャランの名が与えられ、ギャラン フォルティスを名乗る。秋に登場予定のランサー エボリューションXが、このクルマをベースに開発が進んでいるのは周知の事実で、日本ではエボXのみが、このボディでランサー名を名乗ることになる。また、2000年登場の現行型ランサーも国内では併売される。
ギャラン フォルティスの直接のライバルはシビック、アクセラ、カローラ・アクシオといったCセグメントのグローバルセダンで、08年には5ドアハッチをもつスポーツバックもラインナップされる予定。3ナンバーとなったボディサイズは、全長4570×全幅1760×全高1490mm×ホイールベース2635mmで、これは現行ランサーと比べ全長35mm、全幅65mm、全高60mm拡大。ちなみにシャシーはアウトランダーやデリカD:5と共通だ。
デザインはMRDE(三菱の欧州デザインオフィス)が指揮。歴代ギャランを意識した逆スラントノーズや、三菱の新世代デザインとしてこのクルマから採用が始まった台形グリル、セダンとしてはハイトのある全高を低く見せるため開発当初から18インチタイヤ装着でデザインされたフォルムなどを特徴とする。また、インテリアはシンプルで見やすさを重視、40〜60代と言われるターゲットユーザー層にも扱いやすく居心地の良い空間づくりを目指している。
エボを含む従来のランサーが使い続けた4G63型の鋳鉄ブロックに対し、新開発の2リッターMIVECエンジン=4B11型はアルミブロック製。この4B11型にツインスクロールターボを組み合わせた280psユニットがエボX用と言われ、エボも遂にアルミ製ユニット搭載となるわけだ。一方で、ツインクラッチSSTやS-AWCといったエボXの看板技術は、ギャランには搭載されず、トランスミッションは6速スポーツモード付CVT(スポーツには5MTも設定)、4WDシステムはアウトランダーやデリカD:5も使う電子制御式だ。
グレード展開は、18インチホイール&17インチディスクブレーキ・ディスチャージランプ・パドルシフトなどで走りをアピールするスポーツ(Photo. 1/32 〜 20/32)=海外でのメイングレードと、コストを重視したベーシックセダンのエクシードに加え、10月下旬には国内専用でメイングレードとなるスーパーエクシード(Photo. 21/32 〜 32/32)が登場予定。スーパーエクシードはエクシードと同様に16インチタイヤを履き、コンフォート系の乗り味や上質感をアピールすることになる。全グレードを通じて、17インチタイヤはメーカーオプションでも設定されず、スポーツとコンフォートに明確にキャラクター分けされるのも特色といえそうだ。
| 【価格例】 | |||
| エクシード(FF・CVT) | ……178万5000円 | スポーツ(FF・5MT) | ……204万7500円 |
| スーパーエクシード(FF・CVT) | ……194万2500円 | スポーツ(FF・CVT) | ……204万7500円 |
| スーパーエクシード(4WD・CVT) | ……215万2500円 | スポーツ ナビパッケージ(FF・CVT) | ……222万6000円 |
| スーパーエクシード ナビパッケージ(FF・CVT) | ……212万1000円 | スポーツ ナビパッケージ(4WD・CVT) | ……243万6000円 |





































