■理想のミニバンか、王道のミニバンか?
ステップ ワゴンが4代目へとスイッチする。初代、2代目が5ナンバー枠を目一杯使い切るハイト系のボクシーデザインだったのに対し、3代目はホンダ自慢の低床&低重心パッケージを採用し、空間の広さはそのままに、乗降性と走りの良さも狙った理想主義的なエンジニアリングで路線変更した。
しかし、先代は走りへの好評価とは裏腹に、背の高さ=押し出しの強さをもつライバル勢に苦戦を強いられ、“ミニバンは押し出しが重要”というユーザー志向を、ホンダも認めざるを得なくなったようだ。第4世代のステップ ワゴンは、低床・低重心パッケージはそのままに全高を上げてデザインの押し出しを強め、理想と王道の中間路線を狙ってきた。
■理想のミニバンか、王道のミニバンか?
ステップ ワゴンが4代目へとスイッチする。初代、2代目が5ナンバー枠を目一杯使い切るハイト系のボクシーデザインだったのに対し、3代目はホンダ自慢の低床&低重心パッケージを採用し、空間の広さはそのままに、乗降性と走りの良さも狙った理想主義的なエンジニアリングで路線変更した。
しかし、先代は走りへの好評価とは裏腹に、背の高さ=押し出しの強さをもつライバル勢に苦戦を強いられ、“ミニバンは押し出しが重要”というユーザー志向を、ホンダも認めざるを得なくなったようだ。第4世代のステップ ワゴンは、低床・低重心パッケージはそのままに全高を上げてデザインの押し出しを強め、理想と王道の中間路線を狙ってきた。
■クラス最大の空間
先代比で全高+45mm、全長+50mmと5ナンバー枠目一杯にボディサイズを拡大し、室内高は1395mmとクラス最大。スリーサイズは全長4690×全幅1695×全高1815mmで、2855mmのホイールベースと全幅は先代と変わらない。
プラットフォームは先代と共通ながら、リアタイヤ後方から車体外側一杯に湾曲するリアフレームを新設計。サイレンサーを左右リアタイヤ間に横置きし、パンク修理キットでスペアタイヤを廃した結果、クラス初の3列シート床下収納機構を実現。
また、先代より25〜40mmヘッドクリアランスを拡大したルーフには、世界最大級のスカイルーフ(オプション)を設定。ピラー類を立てた直線的デザインに回帰してウインドウの上下幅を拡大するなど、ボクシーで広々としたデザインを採用。ある意味先代のイメージを完全に払拭してきた。
■先代から引き継ぐ魅力は健在
コックピットデザインは、最新のホンダデザインに則り、操作系と視認系を前後にゾーニング。メーター部分はECONリングを配してエコ運転をサポートする。エアコンは前=フルオートAC+リアクーラーとなる。また、ユニークなカラクリで助手席側前方の路面を映し出すサイドビューサポートミラーにも注目だ。
低床デザインの恩恵で、2列目の床面地上高はミニバントップレベルの390mm(FF車)と乗降性の高さは健在。また、先代から採用されたフローリングフロアも一部グレードにオプション設定されている。
また、先代の大幅改良時に加わった新グレードのスパーダは人気のため、今回は最初から設定。高速走行時に接地感を高めるエアロパーツや黒と青紫のイルミを基調にしたインテリアカラー、専用チューンのサスペンションや205/60R16タイヤの標準化、Dポジションでもマニュアル操作可能なステアリングパドルなどを備える。
■エンジンは2.0リッターに統一
エンジンは2.4リッターが落ちて2.0リッターi-VTECに一本化。新採用の可変吸気量制御はスロットルバルブ開度を従来より大きく取り、余分に吸った混合気を、ピストンが下死点を過ぎてもしばらく吸気バルブが閉じるのを遅らせることで帳尻を合わせるもので、ポンピングロスを最大15%低減する。
また、ピストンスカートのコーティング処理やECONモード、ブレーキの引きずり抵抗の低減なども合わせて、ノア/ヴォクシーに並ぶクラストップの14.2km/Lを実現している。
【価格例】
| ステップ ワゴン |
| G |
(FF・CVT) |
208万8000円 |
| G Lパッケージ |
(FF・CVT) |
225万7000円 |
| G Lパッケージ |
(4WD・5AT) |
252万7000円 |
| L |
(FF・CVT) |
240万8000円 |
| Li |
(4WD・5AT) |
345万8000円 |
| ステップ ワゴン スパーダ |
| S |
(FF・CVT) |
245万8000円 |
| S |
(4WD・5AT) |
272万8000円 |
| Z |
(FF・CVT) |
261万8000円 |
| Zi |
(4WD・5AT) |
359万8000円 |