世界生産130万台を誇るヒット作となった初代アテンザの登場から6年。満を持して2代目アテンザが発売された。
ボディタイプは従来と同じく、セダン/スポーツ(5ドア)/スポーツワゴンの3タイプ。ボディサイズは、セダン&スポーツが全長4735mm(+60)×全幅1795mm(+15)×全高1440mm(+10)。スポーツワゴンは全長を4765mm(+70)とし、シリーズ全体でより長くワイドにサイズアップ。ホイールベースはシリーズ共通で、2725mm(+50)。※()内は先代比値。
2代目アテンザのデザインコンセプトは「日本の美」。「幽玄」「凛」「精緻」といった日本文化や美意識を取り入れ、繊細かつ緻密なクルマ造りを目指したとする。エクステリアでは、鋭く切れ上がったV字のフロントエッジラインや、シャープになったヘッドランプ、押し出し感が強められたホイールアーチなどが特徴的。フォグランプは丸型→縦型に変更、流れるようなルーフラインで、よりスポーティな印象を高めている。インテリアでは、メーター周りを一新した他、最適なドライビングポジジョンと操作性を得るためにステアリング角度やシフトノブの位置を改良。より艶感を高めた新開発のシボをインパネやドアトリムに採用するなど、細部の造り込みも徹底している。
ボディカラーは新型アテンザのために開発されたライラックシルバーメタリック(※写真1枚目・右手前)を含む全11色。インテリアは白と、黒系2種類の3色を用意。シート生地は本革とファブリックの2タイプ。
パワートレーンは、初代の2.3リッターに代わり投入する新開発「2.5リッターMZR」と、「2.0リッターMZR」の2種類。新たに採用される2.5MZRは、鋳造アルミシリンダーブロックをベースにボア×ストロークを拡大し排気量をアップ。ボア間を縮小したり、小型軽量ピストンを採用するなどして、2.3リッターエンジンと同サイズの軽量コンパクトサイズを実現したとする。また、連続可変バルブタイミング機構(S-VT)、吸気マニホールド長さを回転域によって可変させるバリアブル・インダクション・システム(VIS)なども採用。トランスミッションは、FF車にRX-8で採用するAAS(アクティブ・アダプティブ・シフト)搭載の5速ATを、4WD車にはAAS搭載の6速ATを設定。25Zと25Sのみで6速MTも選択可能だ。※詳細スペックは下記。
■2.0リッターMZR……[110kw(150ps)/6500rpm、182Nm(18.6kg-m)/4500rpm]
■2.5リッターMZR……[125kw(170ps)/6000rpm、226Nm(23.0kg-m)/4000rpm]
足回りは、前:ダブルウィッシュボーン/後:マルチリンク。フロントは、サブフレームとボディの締結部分を初代4点→6点マウント式にするなどして、支持剛性や振動吸収性能を高めている。さらに空力特性にも力を入れ、フロントタイヤ後ろにはディフレクターを設置(※写真)。床下パーツでの整流にまでこだわり、メルセデスCクラスと並んでCd値=0.27とした。
また、国内CDセグメントとして初の後続車モニタリングシステムを搭載した点もニュース(※25EX〜25Zおよび25S・FF車にメーカーオプション)。時速60km以上の高速走行時に、左右および後ろから接近するクルマをレーダーで検知し、Aピラー内側のLEDを点灯させることでドライバーに知らせるというもの。詳しくはこちら。安全面では、プリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロール、DSC&TCSなども搭載(※一部グレードを除く)する。
価格は、セダン207万円〜250万円。スポーツ228万円〜267万円。スポーツワゴン220万円〜267万円。月間販売台数はトータル1500台。