マツダの8人乗り新型トールミニバン“ビアンテ”がついにデビューを果たした。商品コンセプトは「Zoom-Zoom-Tall」。デザイン性とクラストップレベルの室内空間、走りの楽しさの3拍子を揃えたとする、マツダの最新&意欲作となる。
ビアンテのデザインコンセプトは「スペースモティベーター」。一目見て“その気にさせる”(=モティベート)ようなデザインを目指したというエクステリアは、大型の三角窓に連続するように切れ上がったヘッドランプや、前後輪上部で張りのあるラインを見せるブリスターフェンダーなど個性的な特徴が見られる。全体としてはフロントからサイド、リアへと連続する“流れ”を表現。マツダの新デザインテーマである“Nagare”を取り入れている。ボディカラーは最上位グレード・23S専用色のチリオレンジマイカを含む、全7色。インテリアは黒・ライトベージュの2色。
ボディサイズは、全長4715mm(+85)×全幅1770mm(+50)×全高1835mm(−15)、ホイールベース2850mm(+25)。室内長2990mm(+20)×室内幅1545mm(+60)×室内高1350mm(±0)。※()内はトヨタ ノア比値。室内空間は後ろにいくほど着座位置が高くなるシアターレイアウトを採用し、低いベルトライン、広いガラスエリアと相まって、乗員全員に開放感を与えている。またシートアレンジも多彩で、3列目シートを畳んだ状態で2列目シートを最後端までスライドすると、足元長863mmの「リビングモード」に早変わり。2列目シートは横スライド機構も備え、3列目シートへの「ウォークスルーモード」にも対応する。さらに室内には広さに“クリーン”の要素をプラス。空気清浄・消臭システムの「nanoe」や消臭天井、クリーナブルシートなども設定し快適性アップを図った。
パワートレーンは、プレマシーなどにも搭載される2.0リッター直噴と2.3リッターの2機種。FF車全車に5AT、4WD車に4ATが組み合わされ、最上位グレード23Sのみマニュアルモードを装着する。スペックは下記の通り。
MZR 2.0リッター DISI+4AT……[144ps/6200rpm、18.8kg-m/4500rpm]、10.6km/リッター
MZR 2.0リッター DISI+5AT……[151ps/6200rpm、19.4kg-m/4500rpm]、12.8km/リッター
MZR 2.3リッター+5AT………… [165ps/6500rpm、21.4kg-m/4000rpm]、11.6km/リッター
※10・15モード燃費
足回りはフロントはマクファーソンストラット、リアには同クラスでは珍しいマルチリンクを採用して多人数乗車時でも操縦安定性を発揮。また電動ポンプ式油圧パワステを採用するとともに、ステアリングギア比を一般の乗用車並みにセッティングすることで、軽快なハンドリングを狙った。タイヤサイズは205/60R16、23Sのみ215/50R17が標準。
マツダ車初となるタッチセンサー付電動両側スライドドアは23Sに標準で、他グレードはメーカーセットオプションで設定。安全装備は前席SRSエアバッグが全車標準、SRSフロント、セカンド、サード用カーテンエアバッグは全車にオプション設定となる。
価格は、219万9000円〜265万円まで。月間販売目標台数は、3000台。