07年の東京モーターショーで発表された新型スマート フォーツー。今月下旬からのデリバリー開始を前に、7年ぶりのフルモデルチェンジで生まれ変わった“クーペ”と“カブリオレ”、その詳細スペックと撮り下ろしフォトをお届けしよう。
2代目スマートもボディサイズ拡大の流れに違わず、全長を初代スマート比180mm(フロントオーバーハング:65mm、ホイールベース:55mm、リアオーバーハング:60mm)延長してきた。全幅は45mm拡大、全高のみ10mm低くなっている。クーペとカブリオレのスペックの違いは車両重量のみ。詳細は下記を参照。
【 クーペ 】
全長×全幅×全高=2720×1560×1540(mm)
ホイールベース=1865mm
トレッド(前)1285mm、(後)1385mm
車両重量=810kg (※カブリオレ=830kg)
最少回転半径=4.2m
10.15モード燃費=18.6km/リッター
エクステリアデザインは、先代に比べフロント部分にボリュームを持たせ歩行者保護性能に配慮。またリアスカートを直線的にすることでスペック以上に幅感をもたせている。新型の見分け方は、初代の縦型から水平基調に変更されたドアハンドルがポイントだ。一方インテリアは、ダッシュボードが直線基調になった他、先代を踏襲した形でまとまる。シートはサイドの形状を変更し、サポート性をアップ。シート生地も高品質なシルクグロスを採用するなどクオリティアップを図った。※写真の本革仕様はオプション設定(シートヒーター付)。ラゲッジサイズは、初代の150→220リッターに拡大されており、日常の利便性もアップ。新型カブリオレでは、電動ソフトトップがフルオートマッチックになり、リアウィンドウも熱線入りガラスになった。
エンジンは300cc拡大、三菱との共同開発で生まれたオールアルミニウム製・1リッター直3DOHCを採用する。低回転時のバルブコントロールを最適化するなどして、最高出力は10ps向上して71ps、最高トルクは92N・m、最高速度は145km/hに。これまでの街乗りコミューターのイメージから、ロングドライブもいけるアシグルマへと成長を見せた。トランスミッションは初代の6ATに変わって、ゲトラク製の新開発マニュアルモード付き5速AT(SOFTOUCH)を採用。シフトレバーを前に倒すとシフトアップ、後に倒すとシフトダウン。レバー左側のボタンでATモードに復帰するタイプ。
足回りについても新たなジオメトリーが組まれ、ハンドリング性能は大幅に向上したという。サスペンションはフロントをウィッシュボーン→マクファーソン式に変更し、リアはスプリング角度を初代より外側に向けてロール対策を施した。タイヤサイズは(前)155/60R15、(後)175/55R15。クーペ・カブリオレともに12スポーク・アルミホイールを装着する。
ESPを全車標準。その他ABS、ブレーキアシスト、ヒルスタートアシスト、SRSエアバッグ&ヘッドソラックスサイドバックが全車標準。装備類は、2スピーカーiPod対応AM/FMラジオ、エアコン、ワンタッチパワーウィンドウなど全車標準。クーペにはパノラミックルーフも標準となる。
価格はクーペ176万円、カブリオレ205万円。