■EV時代の幕開け
次の100年に向け、いよいよ本格的なEV時代が幕を開ける。三菱自動車が市販化にこぎつけた量産型電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」は、100%電気だけで走るので、走行中のCO2排出量はゼロ。まだまだ高い車両価格やインフラ整備など課題は多いものの、環境にやさしい次世代カーの代表選手として国内外の自治体や企業と協力した普及活動がさらに加速度を増していくことになる。ちなみに市販化にあたり、車名表記が「i MiEV」からハイフン付きの「i-MiEV」に変わった。
■マフラー無しの未来感
i-MiEVのベースは、軽自動車の「i(アイ)」。駆動用バッテリーを床下に、モーターやインバーターをラゲッジルーム下に搭載して、ベース車と全く変わらない居住空間とラゲッジ容量を確保している。外装ではマフラーが無いところが最大の特徴。他にも軽自動車初となるLEDヘッドライトや印象的なボディカラー(全8色、2トーンカラーはオプション)など、未来的なイメージで仕上げられた。
■EV時代の幕開け
次の100年に向け、いよいよ本格的なEV時代が幕を開ける。三菱自動車が市販化にこぎつけた量産型電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」は、100%電気だけで走るので、走行中のCO2排出量はゼロ。まだまだ高い車両価格やインフラ整備など課題は多いものの、環境にやさしい次世代カーの代表選手として国内外の自治体や企業と協力した普及活動がさらに加速度を増していくことになる。ちなみに市販化にあたり、車名表記が「i MiEV」からハイフン付きの「i-MiEV」に変わった。
■マフラー無しの未来感
i-MiEVのベースは、軽自動車の「i(アイ)」。駆動用バッテリーを床下に、モーターやインバーターをラゲッジルーム下に搭載して、ベース車と全く変わらない居住空間とラゲッジ容量を確保している。外装ではマフラーが無いところが最大の特徴。他にも軽自動車初となるLEDヘッドライトや印象的なボディカラー(全8色、2トーンカラーはオプション)など、未来的なイメージで仕上げられた。
■加速性能・乗り心地ともにバツグン
モーターを駆動するリチウムイオンバッテリー(総電圧330V、総電力量16kWh)は、三菱自動車・GSユアサ・三菱商事が共同で設立したリチウムエナジージャパン製。モーターの性能は、最高出力47kW(64ps)/3000〜6000rpmとベース車のガソリンターボ仕様とほぼ同じ数値ながら、最大トルクは180Nm(18.4kg-m)/0〜2000rpmとそれを大幅に上回る。とくに低速トルクの力強さは抜群で、加速性能の違いは火を見るよりも明らかだ。
またボディ下にバランスよく配置されたバッテリー類が低重心に貢献し、軽自動車のどこかフワフワした乗り味ではなく、ひとクラス上以上の安定感と快適性をもたらしている。もちろんEVならでは静粛性の高さも、高級感のある走りに寄与。シフトポジションは「D」が通常走行、「Eco」が出力を抑えたエコ走行、「B」は回生ブレーキを最大限に働かせるモードだ。
■3つの充電方法
充電方法は、家庭用のAC100VおよびAC200V、そして急速充電器の3通り。家庭用はインパネ下部のレバーで、ボディ右側の給電口を開けて充電。急速充電は運転席下のレバーで、ボディ左側の給電口を開けて充電する。いずれも付属のアダプターを使って電源と接続する。充電に要する時間は、100V電源が約14時間、200V電源が約7時間。急速充電器の場合は、5分の充電で約40km、10分の充電で約60km走行できる程度まで充電できる。また約30分でバッテリーの80%レベルまで充電される。満タン充電での走行距離は、10・15モードで160km(参考値)。
搭載するリチウムイオンバッテリーは15万km/10年走れる耐久性を持っているとのことだが、残りの充電量が半分以上減ってから再充電した方がバッテリーの“もち”はいいようだ。このあたりは携帯電話の電池パックと同じようなイメージと考えればいいだろう。
■今なら電気代が無料!?
充電設備のインフラ整備も少しずつ進んでおり、高速道路のパーキングエリア(首都高の大黒PAや平和島PAなど)や大規模商用施設(新丸ビルや越谷イオンなど)をはじめ、現在では首都圏に39ヶ所、その他の地域に19ヶ所設置され、今後も徐々に増えていく見込みだ。しかも今なら充電費が“無料”だから、住んでいる地域によってはドライブや買い物のついでに充電してランニングコストを浮かすこともできる。
■実質的な価格は「320万9000円」
車両価格は459万9000円だが、次世代自動車振興センターに申請をすれば、139万円を上限として補助金が受けられる(車両登録前に補助金交付申請を行い、受理通知を受けていることが必要なのでご注意を)。もちろんエコカー減税の対象車で、自動車取得税および自動車重量税も100%免除だ。
2009年度の販売は、法人ユーザーや自治体をメインに約1400台を見込み、それらはメンテナンスリース(車両費用に加え、保険や整備の一部などの管理費が含まれるリース)が基本。一方、個人ユーザー向けの販売は7月から予約注文が始まり、デリバリーは2010年4月から開始される予定だ。