■新世代ユニットへとアップグレード
2008年12月、スカイラインのセダンとクーペに一部改良が入った。今回の最大トピックは、セダンに3.7リッター・VQ37VHRユニット+7ATが新たに搭載され、すでにVQ37VHRユニットを搭載していたクーペのトランスミッションが、5ATから7ATにアップデートされたことだ。
日産製の可変バルブリフト機構VVEL(ブイベル)を搭載したVQ37VHRユニットは、スカイラインクーペで初めて採用された“ハイレスポンス・高出力・低燃費”を追求した新世代ユニット。従来までセダンに搭載されていた3.5リッター比で、18ps/0.5kg-mアップの333ps/37.0kg-mというスペックを誇る。高回転まで軽やかにまわる吹け上がりのよさも自慢だ(レブリミットは7000rpm)。さらに燃費も、9.2km/Lから9.7km/Lへと改善されている。ちなみに可変バルブリフト機構は各社も採用していて、BMWではバルブトロニック、トヨタではバルブマチック、アウディではアウディバルブリフトなどと呼ばれている。
組み合わされる7ATは、同じく12月に発売された新型フェアレディZと同型。MTライクなダイレクト感と変速レスポンスの速さが特長で、当然ながら燃費向上にも貢献している。またステアリング裏にはマグネシウム製のパドルシフトが備わり、その剛性感ある手ごたえは走る気持ちをかき立てるに充分だ。
■商品力も装備も充実化
セダン・クーペともに、ボディのすりキズなどを時間とともに自然修復するスクラッチシールドを新色となるクリスタルホワイトパールを含めた全色に用意。インテリアにも小変更を施して魅力を高めている。
またこれまでクーペだけに標準設定されていたアクティブAFSやSRSカーテンエアバッグ、運転席・助手席SRSサイドエアバッグといった安全装備が、セダンでも標準化されている。
■価格
・スカイライン セダン
3.7リッター+7AT(FR)=369万6000円〜401万1000円
2.5リッター+5AT(FR)=289万8000円〜348万6000円
2.5リッター+5AT(4WD)=317万1000円〜375万9000円
・スカイライン クーペ
3.7リッター+7AT(FR)=383万2500円〜460万9500円
3.7リッター+6MT(FR)=421万0500円、450万4500円