No.1軽の代名詞、スズキのワゴンRがフルモデルチェンジ。4代目の開発コンセプトは、「快適 スタイリッシュ ワゴンR」で、ワゴンRらしさはそのままに、居住空間の拡大と走りの向上で快適性アップを狙う。
■パレット譲りの広々空間
新型ワゴンRのプラットフォームは、既報の通りパレットがベースだ。ホイールベースは先代比+40mmの2400mm。室内長は+105mmの1975mmとなり、前後乗員間距離は+140mmの985mm、先代から大きく居住空間の拡大を図った。デザイン面ではウエストラインが高くなり、室内の包まれ感が増したようだ。
| 新型ワゴンR | | 先代ワゴンR | ムーヴ |
| 全長 | 3395 | ← | 3395 | 3395 |
| 全幅 | 1475 | ← | 1475 | 1475 |
| 全高 | 1660 | ← | 1645 | 1630 |
| ホイールベース | 2400 | ← | 2360 | 2490 |
| 室内長 | 1975 | ← | 1870 | 2110 |
| 室内幅 | 1295 | ← | 1295 | 1350 |
| 室内高 | 1275 | ← | 1305 | 1310 |
■改良NAと新開発ターボ搭載
搭載エンジンはパレットに積まれるNAエンジンの改良型と、新開発ターボの2機種。NAエンジンは、シリンダヘッド周りの冷却性改善と吸気系のレイアウトを最適化。レスポンスを高めて低速域のトルクアップを図ったことで、街中での使い勝手が向上したとする。新ターボチャージャーで高加給圧を得たターボモデルは、軽トップレベルの64psを発生する。NAには5MT・4AT・CVT、ターボはCVTのみを設定。
FXリミテッド[NA+CVT(FF)] …………54ps/6500rpm、6.4kg-m/3500rpm、23.0km/リッター
FTリミテッド[ターボ+CVT(FF)…………64ps/6000rpm、9.7kg-m/3000rpm、21.5km/リッター
※10.15モード燃費。
■フロントサスは新開発、静粛性対策も◎
サスペンションはフロントが新設計。サスペンションフレームの形状を最適化し、操縦安定性を向上させたという。またフロントスタビライザーの取り付けレイアウトを改善し、乗り心地にも配慮(FA、FX除く)した。リアはショックアブソーバーの取り付け位置を見直すなど乗り心地アップを図った。また液封エンジンマウントを採用するなど、エンジン振動を低減。静粛性向上も図った。
■ラインナップ精査、価格は…
4代目のラインナップはノーマルと顔違いのスティングレーとなる。スティングレー最上位グレード(TS)にはSRSカーテンエアバッグやフロントシートSRSサイドエアバッグが標準装備、ESPもオプション設定するなど、安全面での充実も図っている。
価格は、ノーマル廉価版が90万8250円(NA/FF・5MT.4AT)〜146万6850円(ターボ/4WD・CVT)。スティングレーは125万4750円(NA/FF・4AT)〜167万1600円(ターボ/4WD・VT)まで。