■走破性と快適性のどちらも譲れない
ランクル200系の弟分「ランドクルーザープラド」が、約7年ぶりのフルモデルチェンジで4代目へと進化した。新型では、ヘビーデューティに応える圧倒的な走破性を向上させながら、普段使いの快適性も徹底追求。デザイン面においてもそれが如実に現れていて、内外装ともに“都会の街角でも、アウトドアシーンでも似合う”モダンな雰囲気に仕上げられた。
新型のディメンションは、全長×全幅×全高=4760mm×1885mm×1850mm(TZ-Gの全高は1835mm)。先代との比較では45mm長く、10mmワイドで、20mm低いスタイルだ。2790mmのホイールベースは先代からの継承で、全長が伸びた分はフロントとリアのオーバーハングがそれぞれ40mm、5mm延長されたもの。今回から国内では3ドアのショートモデルが廃され、5ドアのロングモデル(7人乗り&5人乗り)に集約されている。
■走破性と快適性のどちらも譲れない
ランクル200系の弟分「ランドクルーザープラド」が、約7年ぶりのフルモデルチェンジで4代目へと進化した。新型では、ヘビーデューティに応える圧倒的な走破性を向上させながら、普段使いの快適性も徹底追求。デザイン面においてもそれが如実に現れていて、内外装ともに“都会の街角でも、アウトドアシーンでも似合う”モダンな雰囲気に仕上げられた。
新型のディメンションは、全長×全幅×全高=4760mm×1885mm×1850mm(TZ-Gの全高は1835mm)。先代との比較では45mm長く、10mmワイドで、20mm低いスタイルだ。2790mmのホイールベースは先代からの継承で、全長が伸びた分はフロントとリアのオーバーハングがそれぞれ40mm、5mm延長されたもの。今回から国内では3ドアのショートモデルが廃され、5ドアのロングモデル(7人乗り&5人乗り)に集約されている。
■サードシートは床下格納式に
内装の注目点は、3人掛けから2人掛けに、跳ね上げ式から床下格納式に変更されたサードシートだろう。格納方式はマークXジオを流用したもので、上級グレードのTZ-Gでは電動タイプ、その他グレードでは手動タイプが標準。ヘッドレストは取り外し不要で、いずれも室内からもバックドア側からも操作可能だ。
またバックドアにはガラスハッチを新たに採用。セカンドシートも従来までの6:4分割式から4:2:4の分割式に変更され、ラゲッジスペースの使い方の幅を広げている。
さらにセカンドシートは、135mmのシートスライド&ウォークイン式を採用。クッション部まで折りたたむタンブル式の先代よりも操作自体は楽になったが、サードシートへの乗降スペースは狭くなった印象で評価はやや微妙だ。ただしサードシートの足元は50mm低床化されて快適性を増している。
■4.0リッターV6もレギュラー仕様に
パワートレーンは、4.0リッターV6(276ps/38.8kg-m)+5速ATと、2.7リッター直4(163ps/25.1kg-m)+4速ATの2種類。ディーゼルモデルは国内では廃止となる。V6モデルでは連続可変バルブタイミング機構とローラーロッカーアームの採用などにより、27psものパワーアップを達成。燃費はリッター8.1kmから8.2kmへのわずかな改善に留まるが、直4モデルと同様にレギュラー仕様になったのは嬉しいニュースといえるだろう。
■オンロードは快適! オフロードは無敵!
オンロードでの乗り心地は、大らかかつしっとりした味わいを前面に出したもので、いわゆる高級サルーンに匹敵するレベル。その一方で、本格オフロードやアフリカ・中東といったハードコンディションでの使用に耐えるタフさや走破性も、さらなる高みへと引き上げられた。
基本の4WDシステムは兄貴分のランクル200系を踏襲し、フルタイム4WDシステムにトルセンLSD付きトランスファーを採用。KDSS(キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム)も、上級グレードのTZ-GおよびTZに標準で搭載される。
さらに新型プラドでは、クロールコントロールとのセットオプションで、トヨタ初の「マルチテレインセレクト」および「マルチテレインモニター」を採用(TZ-GおよびTG)。このシステムは、ダートや岩場など4つにジャンル分けされた路面状況に応じて、トラクションを最適に制御するものだ。操作はステアリングのマルチインフォメーションスイッチで行い、フロント・サイド・リヤに搭載されたカメラ映像が悪路走行を手厚くサポート。これら新システムを組み合わせた悪路走破性は、兄貴分のランクル200系をも凌駕するレベルにまで高められた。
かつては“世界でもっとも盗難の標的にされるクルマ”という調査結果も出ていたランクルだが、それもすべてランクル・ブランドのずば抜けたタフさと信頼性の裏返し。その遺伝子を受け継ぐ新型プラドも、“世界でもっともタフなクルマ”という評価に違わぬ進化を果たしたようだ。