お父さんのハートを刺激
「クルマくらいはお父さんに選ばせろ」みたいな、世の中のダンナさんが抱いている願望の具体的な対象がデリカD:5といえそうだ。いまや、家庭内ではクルマに限らずモノ選びの最終判断の多くは、オクさんに委ねられているに違いない。それに素直に従うダンナさんも少なくないだろう。でも、お父さんだってときには主張したいのだ。そこに登場したのが、2007年1月に13年ぶりのフルモデルチェンジを実施した三菱のミドル級ミニバン、デリカD:5だった。まずは4WD仕様だけを設定し、ミニバンとSUVをクロスオーバーさせたようなワイルドなデザインで一気に市場(お父さん)の注目を獲得。なかには「ワタシってワイルド好きなの♥」なんていうオクさんもいたかもしれないけれど、D:5の立ち上がりでは目標台数の3倍以上という好調な販売実績を残している。 そのD:5にFF仕様が追加された。すでに、13年ぶりの新型という出遅れ感を取り戻すだけの認知度が高まってきたので、新たな拡大戦略を打ち出してきたわけだ。しかも、FF仕様には2タイプのシリーズが用意されている。まず、メッシュタイプのフロントグリルを採用してワイルドさを抑えつつ、ラグジュアリーなデザインを取り入れた“C2”がそれ。4WD仕様よりも車高が45mm下がり、床の高さも同様に低くなっているので乗降性の向上も見逃せない。 そして、今回紹介するのが “ROADEST(ローデスト)”だ。4WD仕様のワイルドさに対し全身をエアロパーツで武装し、スポーティさ(しかもチョットだけワルみたいな)を演出するという従来のデリカにはなかったデザインを採用している。しかも、ROADESTは、見た目がスポーティなだけではなく走りでもお父さんの気持ちを誘うのだ。
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