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試乗レポート   

三菱
デリカD:5 ROADEST

レポート:萩原秀輝
写真:吉田宏隆
試乗ステージ:都内〜アクアライン〜かずさ周辺

【 ROADEST G-Power package
カスタマイズパッケージ B 】

全長×全幅×全高=4730×1795×1825mm、ホイールベース=2850mm、車重=1720kg、駆動方式=FF、エンジン=2.4リッター直列4気筒DOHC [125kW(170ps)/6000rpm、226Nm(23.0kg-m)/4100rpm]、トランスミッション=6速CVT、車両本体価格=286万6500円

三菱 デリカD:5
三菱 デリカD:5

ROADESTのベース車でもある2WDモデルの“C2”。16インチタイヤを履くことで、4WDモデルと比べて車高が45mmダウン、最小回転半径も0.2m小さい5.4mとなり、乗降性と取りまわしを向上している。割安感のある価格も魅力だ。

三菱 デリカD:5

販売開始わずか3ヶ月で、受注台数1万台超えを果たした4WDモデル。オールラウンダーとしての高い実力は、伊豆モビリティパークでのオフロード試乗でも実証済み。まったくの余談だが、編集部員のスノーボード仲間もランクル・プラドから乗り換えた。

お父さんのハートを刺激

「クルマくらいはお父さんに選ばせろ」みたいな、世の中のダンナさんが抱いている願望の具体的な対象がデリカD:5といえそうだ。いまや、家庭内ではクルマに限らずモノ選びの最終判断の多くは、オクさんに委ねられているに違いない。それに素直に従うダンナさんも少なくないだろう。でも、お父さんだってときには主張したいのだ。そこに登場したのが、2007年1月に13年ぶりのフルモデルチェンジを実施した三菱のミドル級ミニバン、デリカD:5だった。まずは4WD仕様だけを設定し、ミニバンとSUVをクロスオーバーさせたようなワイルドなデザインで一気に市場(お父さん)の注目を獲得。なかには「ワタシってワイルド好きなの♥」なんていうオクさんもいたかもしれないけれど、D:5の立ち上がりでは目標台数の3倍以上という好調な販売実績を残している。

 そのD:5にFF仕様が追加された。すでに、13年ぶりの新型という出遅れ感を取り戻すだけの認知度が高まってきたので、新たな拡大戦略を打ち出してきたわけだ。しかも、FF仕様には2タイプのシリーズが用意されている。まず、メッシュタイプのフロントグリルを採用してワイルドさを抑えつつ、ラグジュアリーなデザインを取り入れた“C2”がそれ。4WD仕様よりも車高が45mm下がり、床の高さも同様に低くなっているので乗降性の向上も見逃せない。

 そして、今回紹介するのが “ROADEST(ローデスト)”だ。4WD仕様のワイルドさに対し全身をエアロパーツで武装し、スポーティさ(しかもチョットだけワルみたいな)を演出するという従来のデリカにはなかったデザインを採用している。しかも、ROADESTは、見た目がスポーティなだけではなく走りでもお父さんの気持ちを誘うのだ。

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