■ルーフラインをクーペに! [1/4]
今からちょうど30年前、1982年のジュネーブ・オートサロンでポルシェ911のカブリオレが発表された。この911SCベースのフルオープン・スポーツカーは年々改良を受け今日に至っている。ポルシェの強調するカブリオレの改良とはボディ剛性とルーフシステムの事で、前者は剛性アップ、後者は操作性・軽量化・耐候性・静粛性・スタイルだ。
最後のスタイルとはルーフラインをクーペのそれに近づけるという意味だが、それは別に空力特性を改善しようと言う意味ではなく、あくまでもスタイルに拘っての話である。さらに今度のモデルでは開閉に要する時間がそれぞれ13秒と、信号待ちでも操作できるどころか、50km/hまでならば走行中でも開閉が可能である。もちろんソフトトップの材料も改良が行われ耐候性、静粛性そして耐久性も向上しておりこれならばメタルトップのカブリオレを敢えて選択する必要がないほどの性能が確認された。(もちろんポルシェはリトラクティブメタルトップなど採用する気はまったくない。)
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