■サーキット走行も楽しめるクラブスポーツ [1/3]
ポルシェ社の統計によれば2009年に登場した同社初の4ドア・スポーツリムジーンであるパナメーラ・オーナーのおよそ3分の1は自宅のガレージに911を所有していると言う。これを裏返せばそれ以外の3分の2のパナメーラ・オーナーは「ポルシェは911に限る!」というこだわりを持たない人達であることが想像できる。
それゆえにポルシェはパナメーラを独立したモデル・ラインとして確立させ、さらなる顧客を獲得するためにベース・モデルに加えてこれまでにターボをはじめデビュー以来着々とバリエーションを増やしてきている。
今回、試乗したGTSは昨年11月にドイツで発表されたモデルで日本未導入のディーゼルを含めると9番目のバリエーションとなる。
このGTSは4Sをベースにエンジンとシャーシの性能アップを図り、サーキット走行を楽しめるクラブスポーツ的な性格を与えられたモデルでダイナミック・パフォーマンスもまた価格も4Sとターボの中間に位置づけられる。
エクステリアは、数多くのブラックのパーツにより、他のバリエーションと差別化されている。大きな開口面積を持ったエアインテーク・グリルを備えたフロントバンパーやボディ側面のエアアウトレット、リアのディフューザー、また車速205km/h以上でせり出すアダプティブ4ウェイ・リアスポイラーなどが、このクルマのスポーツ性を際立たせている。
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