■テスト中のBRZをニュル近郊でキャッチ
12月に開催される東京モーターショーで市販バージョンが公開されるといわれている、トヨタとスバルが共同開発した新型FRスポーツ・クーペのトヨタFT-86(仮称)/スバルBRZ。FT-86についてはジュネーブショーで第二世代のプロトタイプ(FT-86IIコンセプト)がお披露目されているものの、BRZはそのスタイリングでさえ謎に包まれたままだ。
今回ニュルブルクリンク近郊でテスト中に撮影されたプロトタイプは、そのBRZ。車両全体がしっかりカモフラージュされているものの、フロントバンパーやグリル、ヘッドランプ、LEDデイライトなどの形状がFT-86IIコンセプトとは異なることが確認できる。
■BRZはノンターボで300hpに迫る!?
しかも、FT-86とBRZの違いは、どうやらスタイリングだけではなさそうなのだ。現在ドイツを初めとした欧州各国で流れている噂によると、FT-86とBRZは、直噴とポート噴射を使い分けるトヨタ製D-4Sシリンダーヘッドを備えた水平対向4気筒エンジン+スバル製6速MTのパワートレインを搭載する点は同じだが、最高出力はFT-86が200hp、BRZでは300hp近くにもになるという。
さらに、BRZはその最高出力をノンターボで実現するというから興味深い。この噂が本当であれば、2.0リッターの自然吸気エンジンとしては、かつてのホンダS2000のF20C(250ps)を超える出力性能を達成することになる。
またFT-86/BRZとも、リアアクスルにはLSDが標準装備となり、車両重量も1100kg程度になると言われているから、そのパフォーマンスはかなり期待できる。BRZは0-100km/h加速が6秒以下とも言われているのだ。
発売時期は2012年初旬になる模様。価格はFT-86が約210万円から、BRZは200万円台後半からになる見込みだ。