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ホンダは最近ではミニバンメーカーのイメージが強くなっているが、スポーティ志向のモデルをラインナップすることこそがホンダらしさであると考えるユーザーも多い。そんなユーザーのニーズに対応するのがタイプRと呼ばれるモデル群で、これまでにNSX、インテグラ、シビックに設定されてきた。 タイプRの“R”はもちろんレーシングを意味する。ぜい肉を削ぎ落として徹底した軽量化を図るとともに、モータースポーツの競技用車両に採用されるチューニング理論や技術を積極的に取り入れ、高い運動性能を持つピュアスポーツモデルとして作られてきた。 最初に設定されたのは1992年のNSXのタイプRで、元々軽いアルミボディに対して、さらに徹底して数十項目にわたる軽量化を図ったほか、バランス取りして精度を高めたパーツを使ったエンジンを搭載するなど、NSXの中でも別格といえる存在となった。その後設定されたインテグラやシビックのタイプRでも、同様にボディの軽量化や動力性能の向上などが図られ、エンジンの吸気ポートを手作業で研磨するなど、正にレーシングカー用のチューニング技術が適用されていった。 ひと世代で10年以上も継続して生産されたNSXでは2種類のタイプR(ひとつはNSX-Rと呼ばれた)が存在したが、インテグラとシビックでは、それぞれ2世代のモデルにタイプRが1種類ずつ設定されてきている。 NSXやインテグラが絶版車になる中で、シビックも含めてタイプRの歴史が一時的に途絶えた形になっていたが、2007年3月にシビックでは3代目となるタイプRが改めて登場している。ベースはワイドボディ化されたシビックで、初代インテグラ タイプR以来の4ドアとなる。やはりホンダは、走りを忘れてはいなかったのだ! 写真:本田技研工業株式会社
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